知求塾

知求塾文庫をはじめます!!

2019年2月15日 | chikyujyuku

こんにちは、知求塾の坂口です。

 

早速ですが、坂口には夢があります。

 

一つ目は、奨学金「知求塾・記念基金」を創設すること。

でもこれは、いまのところ「保留」の夢です。元手がありません(笑)。

10年以内にかなえようと思います。出来れば7年で。

 

そして、もう一つが、「図書館を作ること」

 

僕は自分の親から「あんたは訳の分からん本ばっかり買い込んで…それ、どこがおもろいの?」と聞かれたこともある本の虫です。独身時代は実家と一人暮らし用アパートに約3000冊の本が詰まってました。

 

さすがにこれはまずい、と思ってデジタル化やブックオフで処分を繰り返した結果、500冊くらいになりました。

しかし、本を読むのは今も好きで、塾(知求塾)を作ったとき、貸物件にあった大きな図書スペースというか、収納棚を見て、

 

「ここに、塾生に開かれた図書スペースを作ろう」

 

と思ったのです。

 

坂口がインターネットに触れたのは1998年のことですが(遠い昔です)、時が経ち、子どもたちはデジタルが普通になっています。

あらゆるデータや情報がネットに載っている反面、あまりに情報が多すぎて、わずか20年前の名作に触れる機会もなくなっていると思います(子どもたちの情報リテラシーの問題ではなく、時間が1日24時間しかないという時間の問題だと思います)。

 

さすがに、「方丈記」を原文で読むとか、「南総里見八犬伝」などの古典の名作を読破しよう、とは勧めていません。

今、旬の本だけではなくて、少し前の時代に流行った本を読むことを通じて、体中に「電撃が通る」体験をし、そこから「知」の大海原に出てゆく子どもたちが現れるきっかけづくりをできればと思った次第です。

なので、小説があればケイタイ小説があり、洋書があり、マンガもあります。漫画も、40年前の作品もあれば、ソ連による「シベリア抑留」を体験した老人の告白を漫画にしたものなど、普通の本屋さんでは見られない幅広いラインナップを揃えていきます。

子どもたちの「知的好奇心」「知への渇望」を刺激できるものをめざし、これから、500~700冊程度の冊数を揃えてゆくつもりです。

 

ぜひご期待ください。