知求塾

個々の才能を、「邪魔をしない」という方法で伸ばしたい!

2019年2月26日 | chikyujyuku

こんにちは、知求塾の坂口です。

知求塾中学部は、明日よりテスト期間第2弾です。

2月半ばに安城西中の試験が終わったため、依佐美中・朝日中のテスト対策を「早どり」で進めています。

 

中学部は1学年12人の小規模塾ですので、子どもたちの顔や様子、勉強の出来具合を見やすいです。

そして、それを大いに参考にして、子どもたちに何が最善かを見つめ、模索し、いろいろなことを実施していこうと思います。

 

今回のテスト対策は、

 

「前半戦は見守ってみよう大作戦」

 

です。何とか大作戦というと、なんだか青山学院大学の駅伝スローガンみたいですが(笑)、とにかくテスト14日前から7日前までは、「ひたすら学校提出物をど真剣に解いてみる」ことを、じっくり見守りました。

 

子どもたちには、「自発的に伸びたい」という本能があると思います。ちょっと難しい問題が解けた時、きらりと見せる笑顔。自習室にいるときの真剣なまなざし。そういうことを見ることができる喜びは、この仕事ならではです。

 

しかし、これまで10数年間、塾業界でお仕事させていただきましたが、もしかしたら「手をかけすぎて」いたかもしれないな、と思います。

子どもたちの「伸びていきたい」という思いをうまく活かして一緒に頑張ることができてなかったのではないか? 我慢できずにあれこれ細かく指示していたこともあったかもしれません。

 

塾に必要なのは、伸びていきたいと思う子どもたちの「環境整備」をやったり、大きな「方向性」を示したり、いざとなったときに「相談してもらえる」人間関係を作ったり、そういうことでよい(生徒さんもいるのではないか)と感じました。

 

なので、出来るだけ口出しせずに、一人一人を見つめ、細かく励ますことで自分の力でテスト対策を成し遂げてもらおうと思いました。

 

魚を与えるより、魚の取り方を教えるのが本当のサポート

 

とは一度は耳にしたことがある格言であるかと思います。みんなには、勉強のやり方を学んでもらおうと思います。

 

前半戦やってみてわかったのですが、手をかけすぎない支援はほんとうに頭が疲れます(苦笑)。生徒の周りをくるくる巡回するのですが、正直、こんなに痩せるとは思いませんでした。

 

生徒がど真剣なら、こちらも同じ熱量で迎えます。

明日はテスト範囲発表。ここから後半戦です。