知求塾

テスト対策期間スタート 知求塾の板書は何が書いてあるのか?

2019年10月9日 | chikyujyuku

こんにちは、知求塾のさかぐちです。

 

朝日中、安城西中、依佐美中の各学校のテスト対策がスタートしています。

 

知求塾では、塾の様子が分かる「広報さん」が2つあります。一つはブログです。

 

ブログは3~7日に一回更新していて、即時性はあまりまりません。その代わり、塾の考え方や目指しているものが、長文になるため比較的わかりやすいかと思います。

 

一方、インスタグラムはその場ですぐに更新ができるため、その日の様子が分かりやすいかと思います。ふたつをうまく使い分けて、塾の「いま」が伝えられればと思います。

 

今日は、インスタにも載せましたが、知求塾のテスト対策スタートの時に板書には何が書かれているかを、少し解説しようかと思います。

 

①まず、部屋は片付いているか?

 

さかぐちの指導経験から言うと部屋やバッグの中がごちゃごちゃになっている人は成績上昇が鈍い傾向があります。

なので、まずはそこからスタートです。テスト前あるあるですが、部屋の整理をしていたら一日が終わってしまった、、、という生徒さんは多いはずです(笑)。そういう傾向がある人は、部屋の整理を勉強計画に織り込むようにしましょうね。

 

②やるべきことは「問題を解く」こと!

 

テスト前になって「教科書のまとめノート」を作っている、ぎりぎりになって漢字のノートや英単語を覚え直してる(覚えこみをやっている)生徒さんも、成績が伸びにくい傾向があると思います。覚えこみは事前にやりましょう。

 

問題集の問題を解くことが大切です。その際、間違っていた問題の直しは徹底的に。問題集を解く時間を1とすると、解きなおしは2くらいの比で時間をかけるべきです。

 

解く:解きなおし=1:2です。この黄金比を忘れないようにしましょう。

 

また、家で集中できない生徒さんは、塾や図書館、カフェ、ファストフード店(お店の迷惑にならないように!)を利用しながら勉強するのも良いかと思います。使えるものは積極的に何でも使いましょう。

 

③勉強時間を増やさないと成績が上がるわけないじゃないですか

 

今回の目標勉強時間は(朝日中の場合)55時間です!(安城西、依佐美中は30時間を目指しましょう)。

 

時々「成績の良い子は元々できるから、私は(何をやっても)無理ぽー」という発言をする子がいますが、さかぐちがが見てきた限りでは、「成績上位層は勉強時間がかなり長い」と断言できます。

 

もともとの勉強の才能(のようなもの)に多少の差があることは進んで認めます。しかし、中学生レベルの学習で成績上位と下位を分けているのは、大半が「努力の差」であることは間違いありません。

 

断言します。

勉強量を確保できずに、どうやって成績を上げるのですか??

 

④保護者様へ 「馬ニンジン作戦(ご褒美作戦)はこう使おう」

 

ご褒美で、わが子の成績上昇を図ってよいか?

悩ましい問いであることは理解しております。

 

イエスかノーか、どちらかしかないとするなら、答えはイエスです。勉強にご褒美を与えるのはありです。

 

知求塾でも、知求塾ポイントカード制度を設けております(50ポイントで図書カード1000円分)。今回は、中学別に目標勉強時間を定めたとおり、それを達成できた生徒さんにポイントを進呈します。

 

さて、馬ニンジンご褒美ですが、これには一つの条件があります。

 

それは、インプットに対してご褒美を与えましょう、ということです。

 

  1. テストで100点取ったら、ご褒美をあげよう。
  2. テストに向けて問題集を一冊やったら、ご褒美をあげよう。

 

1は生徒の結果(アウトプット)に対してご褒美を出す、2は生徒の努力(インプット)に対してご褒美を出す、という違いがあります。

 

どちらが成績が上がったか?というと、これが圧倒的に2だったのです(引用「学力の経済学」より)。

 

さらに、数あるインプットの中でも圧倒的にコスパが良かったのが、「本を読んだらご褒美をあげる」でした。

 

そうなると、この30年ほど日本での標準的報奨制度である「成果主義」は、あまりコスパの良い方法ではないこともわかります。

 

ちょっと話がそれましたが、ご褒美は過剰なものでない限りは学習のモチベーションをあげるのに非常に有効です。さじ加減が少し難しいですが、うまく使いこなしていただければと思います。

 

知求塾では、中間、期末と試験が重なるこの時期により良い結果をもたらすことができるよう、一人一人を全力でサポートしてまいります。

 

ご送迎等でご迷惑かける時があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。