知求塾

日曜日に考える~小中学生の職業選択を考える~

2020年5月17日 | chikyujyuku

こんにちは!

個別ICT+集合授業=いいとこどりのミックス!

で子どもたちの学力向上を全力応援! 知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より学習情報&塾情報をお届けします。

 

さかぐち先生は「この作家から本が出たら必ず買う」という人が何人かいて、そのうちの一人が村上龍さんです。

 

学生のころ読んだ初期の作品には暴力の話も多いし、あまり感心しなかったのですが、大人になって読んでみるとすっきりと腑に落ちるところがありました。それ以来ちゃんと買って読んでいます。

 

龍さんの作品は小説だけでなく「13歳のハローワーク」シリーズも有名ですね(保護者さま世代は読んだことがある方もいらっしゃると思います)。

 

僕らの頃に比べると、職業教育というのは(「職場体験」などで)幾分なされるようになってきていますが、まだまだ不足感が否めません。

 

家庭ー学校ー塾・習い事・スポーツチーム、

 

の三角形をぐるぐる回っているだけで18歳までが過ぎてしまうのは、いかにももったいないと思います。

 

せっかく、この本のような優れたガイドがあるのですから、夏休みとか春休みを通じてちゃんと時給をもらいながら働く「職業体験」があるといいと思います。

 

たるんだ子を「自衛隊に体験入隊させよ」といった愚かな政治家がいましたが(今もいますけど)、そう思うなら自分が行けばいいと思います。

そういう子はエネルギーを持て余している子が多いですから、部活をやめて短期間働けばいいと思います。なにかハッとさせられるものを掴んでくるかもしれない。そして休み明け勉強に打ち込むかもしれない。

 

「中高生のお休み時期は労働体験(給与あり)」という制度を作るのは大変かもしれませんが、これからの日本は老人が多く、若者は少ない「ジリ貧」の時期が数十年は続きます。

 

若者がエネルギー全開で活動したくなるような、そういう制度や社会環境を整備しないと地域社会は破綻します。

 

コロナウィルスの影響で一時は9月入学も検討されました。ぜひこの機運をとらえて、社会全体の「デザイン」を少しずつ見直す時期だと思います。

 

みんなで考えてみませんか?

 

*ご意見、感想はこちら、お問い合わせから送ってね!

 

 

C こまーしゃる M

 

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