知求塾

母校・金沢大学へエール

2020年6月10日 | chikyujyuku

こんにちは!

個別ICT+集合授業=いいとこどりのミックス!

で子どもたちの学力向上を全力応援! 知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より学習情報&塾情報をお届けします。

 

毎年、イギリスのTESグローバル社という企業が発行している「世界大学ランキング」という冊子があります。日本版のランキングも発表しており、同様のランキングを発表する他団体と比して、最も信頼できる会社と言われています。

 

東北、京都、東京、東工大、九州、北海道、名古屋…と国内の名だたる名門大が名を連ねますが、自分の母校、金沢大がどこにあるかな、、、とチェックしたら18位というかなりの好位置にいました。びっくりしました。日本の大学はざっくり数えて750ありますから、上位3%の好順位です。

 

でも、ここから書くのは自慢でも何でもなく、当時の事実です。それもかなりがっかりする類の事実です(苦笑)。

 

僕が金沢にいたのは1998年(なつかしきフランスW杯)~、の頃ですから、かなり昔になります。

 

そして、現在40歳台になっている多くの同世代の卒業生がおそらく同様に言うのは、

 

「(少なくとも経済学部は)うちの大学がこんなに難しいはずがない」

「(少なくとも経済学部は)当時は簡単だったんだよ、今の順位は大学当局と後輩の頑張りのおかげ」

 

ということです。

 

現在の金沢大(経済学類)の偏差値ですが、センター入試偏差値が55~60です。得点率でいうと5教科まんべんなく出題され、74%が必要とのことです。そして2次試験の偏差値が57.5ということです。科目は英数で600点満点です。

 

当時の金沢大は1次試験(センター)は今とほぼ同じ科目で難易度ですが、2次試験に特徴がありました。

「一芸に秀でたオモシロ人物を集める」という方針があったとしか思えない変わった入試で、

 

「世界史」「日本史」「地理」「政治経済」「古文」「英語」「数学」

 

の一科目だけ選択すればいい、という、かなり偏りのある試験でした。しかも問題数は1問か2問だけ!出題するという驚愕の試験内容で、答案は全部論述という「その科目だけは誰にも負けない」というマニアがぞろぞろ集う、異様な入試でした。

ほかの学部は真面目なお嬢さん、お坊ちゃんが多かったのですが、経済学部は何というか、、、服のセンスもちょっと(よく言えば)垢抜けない「アキバ系オタク」が金沢に出現した感がありました。

 

一芸入試というのはその当時は評判がたいそう悪く(勉強からっきしの一輪車のチャンピオンが、芸を教授陣の前で披露して私立医学部に合格した、という話もありました)、その後名前を自己推薦とか、AO入試と名を変えています。(AO入試はちゃんとやってる大学もあるんですけど、自己推薦とか一芸とごっちゃになって使っている大学が多々あります)

 

確かに僕は高校2年の8月から受験勉強を始め、3年生の1月センター入試までは一生懸命やったけれど、本来の志望校である北海道大や筑波大に行けたか?と言われたら多分NOです。

 

世界史100/100や国語192/200、英語180/200は強かったけど数学は入試本番の得点が17/100点というありさまだったし(数学ⅡB)、大学に入ってもついていけなかったでしょう。

 

ただ、僕がこの大学評価を見て自慢に思うのは順位ではありません。

 

それは、自分の母校がきちんとした形で運営されていて、向学心の強い若者たちをひきつけている(当時の経済学部もマニアックな人物が多くいる、その分好奇心は強い学生が集まってました)ことに安堵しています。

 

今後も、金沢大から多くの若者がめちゃくちゃ広大な角間キャンパスの中で育ち、やりたいことをやりたいだけやって生きていく!という「ある意味僕みたいな」幸せな人物を作り出す機関であってほしいと思っています。

 

 

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C こまーしゃる M

 

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