知求塾

成績下位の子どもたちが見る世界と、上位の子たちが見る世界は「違う」

2020年6月26日 | chikyujyuku

こんにちは!

個別ICT+集合授業=いいとこどりのミックス!

で子どもたちの学力向上を全力応援! 知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より学習情報&塾情報をお届けします。

 

昨日なのですが、知求塾に通う中学で「実力テスト」なるものが行われました。今回はこの業者テストを中間試験に代用するとしている学校もあり、思うところがあったので少し筆を執ります(というか、キーボードをたたきます)。

 

このタイプのテストの結果は大体毎年同じで、こういう得点分布になります。

100点満点中(平均点55点)

90点以上 3%(最上位)

70点以上 15%(上位)

55点以上 20%(平均)

40点以上 27%(やや下位)

25点以上 20%(下位)

25点以下 15%(最下位)

 

この割合はどの教科でも(その都度の問題傾向はあるけれど)同じです。

 

①上位はすごく少ない

②最下位層は最上位の3~5倍いる

③平均点がとれていれば順位は真ん中より上

④最頻値層は平均点よりもやや下の子たち

 

学校で授業を受けていても、これだけ学力の差があると、目に見えるもの、聞くものが全く異なっている可能性が高いです。世界をぼんやりと、誤った形でとらえている子とクリアな形でとらえている子の差異があるような気がします。

※もちろん、我々は多かれ少なかれ世界をゆがんだ形でとらえています。

 

学力はもともとの素養の問題もあるし、努力の問題もあるし、環境的な要因もあるし、そのほか様々な、複合的な要因の組み合わせですので、学力が高いから良い、低いから悪い、というものでは決してありません。

あくまでも学習は「成熟した市民社会の一員」になるための「訓練」として行うものですので、そのように考えています。

 

しかしながら、「訓練」の段階で、これだけの差がつくというのも、しかも下位層が多くなるというのも問題で、ここの層を補うのが学習塾の役割の一つなのですが、学校にも更なる対策を求めたい、というのが本音でもあります。

 

例えば、英数(そして国語も)に関しては学力別クラス編成、というのも一つの手だと思います。定期試験で同じ問題を解かせる必要もないと思います。

 

日本社会はどんどん縮みます。

いずれ「持続可能な社会」を生み出すうえで、学習を通じて子どもたちが一人一人、自分に「適度な誇り」を持てる社会を作るために、我々民間教育サービス業ができることはまだまだ多いと考えています。学校との協業も、数年内にはやれるといいな、と思います。

 

*ご意見、感想はこちら、お問い合わせから送ってね!

 

 

C こまーしゃる M

 

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