こんにちは!
個別ICT+集合授業=いいとこどりのミックス!
で子どもたちの学力向上を全力応援! 知求塾のさかぐちです。
本日も愛知県刈谷市、東刈谷より学習情報&塾情報をお届けします。
昨日の記事の続きです。さかぐち先生3大師匠の二人目、内田樹先生(写真は先生と、先生の娘さんのるんさんです)です。神戸女学院大学名誉教授(もともとこの女子大で教鞭をとられてました)、思想家、武道家、翻訳家、元企業経営者、など多彩な顔を持つ日本が誇る天才的頭脳の持ち主です。
学生紛争が盛んだった1960年代後半に都立日比谷高校を中退して家出。その後、大検を経て東大に入学(なので、中卒から大学に、それも東大に入ったことになります)。フランス思想・哲学と欧州ユダヤ史のエキスパートで、ツイッターのフォロワー数は22.4万人。
「月刊ウチダ」どころか、「週刊ウチダ」とも言われる発売ペースの人気作家でもあり、その内容は武道(合気道)、哲学、古典芸能、現代日本の政治経済、ユダヤ史、村上春樹論、教育論…(そのほかたくさんありすぎて忘れました)と、あらゆる分野に精通しています。
僕が初めて内田先生を知ったのは、27~8歳の時、本屋で
「疲れすぎて、眠れぬ夜のために」
という本を買ったのがきっかけでした。そのころのことは比較的覚えているのですが、本当に多忙でぐったりしていて、吸い寄せられるように本を手に取り、読んでいたのですが、「ガツン!」とスポンジ煉瓦で頭を殴られたようになりました。衝撃(煉瓦)はあったのですが、文が優しくしみ込んでくる(スポンジ)感じもあり。
そのころは「自分の人生、どう進んだらいいか本当にわからなかった」
という迷いの時期(今風に言うと病んでた)だったので、本を読みながら、
「この先生の言うことはおおむね僕にとっては正しい気がする。なので、この本に書いてあることを取り入れよう。それから、この先生のほかの著作もあればそれも読んで取り言れよう」
まさかこんなに著作が多いとは、その時は知りませんでした(笑)。
僕の、知求塾の「学業に対する考え方・成績アップを目指すものの見方」は内田先生の著作から吸収したものを、現実の小中学生に合わせて作り変えたものが基本になっています(元女子大の先生ですから、やはりその辺はそのまま取り入れるのは難しいです)。
僕はオリジナルな手法を発明したり開発したりすることはほとんどないのですが、優れた考え方や技術を見抜いて自分のものにしていくのは比較的得意です。
そういった意味で村上春樹さんと内田樹先生、という70歳を超えた人を(内田先生はサイン会で一度お会いしたことがありますが)本で知り、その思想や考えを存分に吸収できたのは僕の人生の大きな財産になっています。
やはり先達から学ぶことは大変多い、ということです。
さて、3大師匠の2人までが書けました。のこり1席、ここは空席で、いろいろな人が入れ替わりになります。明日はドラガン・ストイコビッチさんについて書こうかと思います。
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C こまーしゃる M
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