知求塾

遠く河を下った先には、海がある ~冒険~

2020年9月9日 | chikyujyuku

こんにちは!

個別ICT+集合授業=いいとこどりのミックス!

で子どもたちの学力向上を全力応援! 知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より学習情報&塾情報をお届けします。

 

この記事を書いてるのは月曜日(9月7日)なのですが、車で移動中に逢妻川を渡りました。

 

ふと、思い出した光景があります。

 

小学5年の時なので、もう30年前です。

 

実家(豊田市の南端にあります)のそばに逢妻川が流れていました。その日は晴れていて風がなく、そしてとても暇でした。

 

川を見ながらふとこう思ったのです。

 

この川って、ずっと下っていけば海まで行けるんだよね、と。

 

どのくらい距離があるかわからないけど、行ってみよう。海まで行けるかもしれない。

 

いまグーグルマップで距離を測ったら実家から海までは16キロほどでした。車で行けば40分かからない時間で海に行けます。でも、小学5年生の僕にとって海は「車で行く遠くの場所」であり、自転車で行ける場所、という認識はなかったです。

 

昔流行った6段ギア自転車をえっちらおっちら漕ぎつつ、海に向かいました(昭和の自転車、懐かしいですね)。

 

 

2時間後今の東浦イオン(当時はイオンはなかったです)のある辺りに到着しました。そこは堺川と逢妻川の合流地点で、僕の目には立派な海に見えました(ハゼ釣りをする人がいたのを覚えています、それを見て、ここは海と考えて良かろう、と判断しました)。自転車で知多半島にわたることもできるのか…と新鮮な驚きを得たことも覚えています。

 

真っ暗になって自宅に帰りました。両親は何も言いませんでした(小言の少ない親に恵まれて幸運でした)。ぼくは冒険を成功裏に終えた静かな興奮と、自分でもよくわからない上機嫌が数日続きました。

 

その日から、僕の地理に関する感覚は大きく変わりました。学校で勉強する日本地理(小学5年の地理内容)が、急に大きく、カラフルな実感を伴って感じられるようになったのです。

 

昔は人は歩いて移動したから、きっと自転車で長野にも行けるな…、東京は車が多そうだから電車で移動したほうがいいのかな…。僕の両親の故郷の高知と熊本はどんなところななんだろう。。。

 

意識が変われば、すべてが変わる、と言います。学びも意識さえ変わればすべてが変わってきます。本当にその通りです。

しかし、言うは易し・行うは難しとも言います。それもまた事実です。

 

勉強に向かうきっかけをつかむのは簡単なことであると同時に、恐ろしく難しいことでもあります。ただ、きっかけさえつかめば、人は伸びる。劇的に伸びる。

 

なので、何がきっかけというか、トリガー(引き金)になるかわかりませんが、知求塾では学習中の脱線を(程度はありますが)許容します。まっすぐ進むのは中3の受験講習くらいです。

 

どうやったら、子どもたちの「きっかけ」「トリガー」になれるか、今日も探求は続きます。

 

めいいっぱい、授業に頑張って取り組みます。

 

では、行ってきます。

 

 

 

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C こまーしゃる M

 

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