知求塾

「ぬ」るま湯からの脱出

2020年9月10日 | chikyujyuku

こんにちは!

個別ICT+集合授業=いいとこどりのミックス!

で子どもたちの学力向上を全力応援! 知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より学習情報&塾情報をお届けします。

 

 

「ぬ」から始まる塾情報、、、、ぬるま湯、で行こうと思っています。

 

小中学生にありがちな「ぬるま湯につかっている状態」。悪くはないけど、良くもない生活態度や成績。世間知らずのために出てくる親や教師(たぶんここには私も含まれますw)を軽んずる発言。

 

塾的にはよくある話です。

 

そこで、思い切って厳しい路線に切り替えた、罰を与えるorもしくは信賞必罰にしたという保護者さまを時々拝見するのですが、これ、気を付けてやらないとかなり痛いダメージになります。

 

子どもっていうのは、まだ自分で自分を喰わすことができません。そのことは子どももよく認識していて、負い目(のようなもの)があります。つまり自立できない。→保護者さまの言うことを最終的に拒否するなら彼ら彼女らの最終手段は家出しかないです。

それと同時に、同じ人権を持った、かけがえのない一人の人でもある。

つまり、個人の意思・意見は尊重されるべきです(たとえ親から見たらどんな馬鹿馬鹿しい学習プランや進路展望であっても、まずは聞くことが必要です)。「育てるべき」存在だと認識しております。

 

知求塾の話ではないのですが、これまでの20年弱の講師経験から2年に一度くらい「子どもをぬるま湯に漬からせすぎた、今後は罰を与え、厳しく扶養します」という保護者さまが緊急の面談を希望することがあります。

 

親も人間でカッと来ることはあるのでしょう、それから親としての責任に駆られていることは十分伝わってくるのですが、毎回、「それはあまり得策とは言えません」ということをもっと回りくどく、穏便にお伝えしています。

 

経験的にいって、罰を与えられることが分かった子が成績を伸ばしたというのは、超短期間になりがちです。長期的に言うと、ほぼ全部が下降します。取り返しがつかないくらい落ちた子もいました。

 

これは、減点法で査定される子はどう頑張っても何かしら減点ポイントが付くことが多いので、モチベーションが上がらないからだと思います。減点法による査定は、人間向上にはあまり資さないといえると思います。

 

自分で想像してみればわかります。

 

会社で、何かミスをやるたびに罰を受ける組織に対して、忠誠心や仕事へのモチベーションが上がりますか?(世の中そんな組織ばっかりかもしれませんが、知求塾は少なくともそうではないです)。

 

まず上がらないでしょう。罰されまいとする恐怖が先に立つことすらあると思います。恐怖にかられた人間がすることは大抵良いことがないです。

 

それだったらまだ(子どもに限って言えば)「ぬるま湯」のほうがマシです。

 

問題は、どうやってぬるま湯から出て、シャキシャキ行動をする子になるかということです。出し方が問題なんです。

 

そこで、このブログ明日へ続きます。明日のあかさたな作文はは「ね」です、「根っこ」から立て直す、です。

 

 

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C こまーしゃる M

 

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