こんにちは!
個別ICT+集合授業=いいとこどりのミックス!
で子どもたちの学力向上を全力応援! 知求塾のさかぐちです。
本日も愛知県刈谷市、東刈谷より学習情報&塾情報をお届けします。
学校(特に義務教育)は無償とする、と憲法26条にもありますので、学校にはお金を払わなくていいんでしょ?と小学生(無邪気系)から質問が来ました。
そんなわけないじゃないか(苦笑)。
学校には多額の予算(税金)が使われているのは周知のとおりなのですが、さて、ざっくり月いくらのか。ちょっと興味があったので計算しました。
ちょっと計算の正確性には問題があると思いますが、ざっくりで。
公立中学の先生の平均年収は612万円だそうです。
例えば、刈谷A中の先生(だけ、事務員さん含まず)の数は、ガッコム調べによると40人。
つまり、(設備費とか入れず)先生だけの人件費で計算すると年間2億4480万円の経費が掛かります。
これを、A中学学校全体の生徒数659人で割ると…一人当たり年間37万1471円。
一か月に直すと一人3万円払わないと学校が成り立たない計算になるんですね。これ、小学生も高校生もほぼ同じ額です。3人兄弟とかだったら月9万オーバー。家計が破綻しかねません。
事務員さんの給与とか、学校に出入りしている業者さん(設備の関連)の経費を入れると合計5万オーバーは見ておかねばならないでしょう。あと、給食費や部活動の費用は自己負担ですから別枠でお金がかかります。僕も小中サッカーをやってましたが、スパイクなんて2か月でボロボロになりますから。2か月ごとに1万円。。。
1998年に介護保険制度ができて、人生の終局の介護は、「介護とは社会全体で担うもの」というコンセンサスが確立しました。これはすごく画期的でした。
一方、人生の始まりの部分に相当する子育てに関しては「親がやるもの」という圧力が今も強くかかっているように感じます。ワンオペ育児とか、シンママとかいう言葉もあるくらいですし。
しかしながら、この数字(ざっくり)でわかる通り、学校教育一つにしても「完全自助」となったらすぐに破綻です。「子育ても、社会全体で担うもの」という「(ある種の)公助」が必要です。義務教育費を税金で担うことの意味の一つがそこにあります。
授業が6限×5日=30コマ。かかる授業料が3万円。
つまり、1コマの授業に1000円かかる計算になります(だいぶ塾の費用に近くなりました)。
無邪気系小学生くん、ざっとこういう計算になるけど、どうかな?
負い目を感じる必要は一切ないけど、そういう風にお金がかかっているんだと思って、一生懸命勉強しようね。
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C こまーしゃる M
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