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知求塾あかさたな作文「つ」 角を矯(た)めて牛を殺す

2020年12月12日 | chikyujyuku

こんにちは!

個別授業+集合授業=いいとこどりのミックス型学習塾!

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本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。

 

角を矯(た)めて牛を殺す、という諺を知っていますか?

角を矯めて牛を殺すとは、小さな欠点を無理に直そうとして、かえって全体をだめにすることのたとえです。

 

塾にもありがちなことです。

 

その人の「長所」を伸ばすのか、「弱点・欠点」から矯正するのか。

これは難しいです。本当に難しい。

 

塾で教える5教科で、中学3年のAさん(仮名)は、社会科が「詰まって」いました。そして数学が比較的得意でした。

 

この場合、その教科を集中的に学べばある程度改善するでしょう。

例えば、社会科25点→55点、みたいに。

 

ところで、Aさんはが数学が60点でした。こちらを伸ばす方が全体の得点を伸ばすと判断した場合は、数学の応用をやらせる可能性もあります。

数学60点→95点、みたいに。

 

極端な苦手科目である社会をやらせる方がいいのか、それとも数学か。全体の得点向上に資したのは数学ですが、この選択を取ると社会は内申2のままかもしれません。内申2のままだと受けても落ちる私立校もあります。

 

かといって、短い時間であれもこれも、と両方詰め込むとどちらも立たず、ということになりかねません。

 

この正解はきっとないんだと思います。毎回、お子さま、塾生と現場で相談しながら、でも力強く導いていくしかないと思います。

 

なお、長所をひたすら伸ばす指導で大成したスポーツ選手といえば、なんといってもイチロー選手でしょう。

日本にいた当時は「振り子打法」というかなり変わった(プロらしからぬ)打法を取っていました。

 

入団当初の土井監督の下では全く日の目を見なかったのですが、仰木監督の「長所を伸ばす」方針で抜擢され、大成しました。

 

ケースバイケースです。

 

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C こまーしゃる M

 

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