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知求塾あかさたな作文「し」 「市場(マーケット)とは?」

2021年6月23日 | chikyujyuku

こんにちは!

個別授業+集合授業=いいとこどりのミックス型学習塾!

で子どもたちの学力向上を全力応援!知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。

 

最近、塾関連のセミナーに出ると「マーケット(市場)が」「ニーズが」「テクノロジを使った」「コロナワクチン」「オリパラピック」「ターゲット設定」というような、カタカナ語を頻繁に使う話し手さん(ほとんどがとても若いコンサルティング業の方)に出会います。

*コンサル業=経営の相談・アイデア支援をする人、と考えていいでしょう。

 

大変大きな学びもありますし、参考になる部分もあるのですが、僕はこういう話し方をする方はちょっと信用していません(ある種の偏見です、すみません)。

 

塾は私企業なので、もちろん収益や支出(人件費や家賃、教材費など)はとても大事な要素です。収益がないと消滅してしまいます。僕も碧海5市の向こう15年分の子どもの数や市の教育行政などは一通り頭に入れています。あと、住宅地図ですね。

 

しかしながら、塾には教育機関としての顔もあり、綺麗事ではありますが、人間にとって「金では測れないもの」を支援する、開発する側面もあります。

 

医療や教育、福祉、(それから農林水産業など)も当然、収益がなければ生きていけませんが、大っぴらに収益を、「マーケット」とか「ターゲット」とかのカタカナ用語を前面に出して活動するのは違和感があります。少なくとも僕にはあります。

 

そういう微妙な身体・言語感覚を「古い」とか、「これからの時代に合わない~」というかもしれません。

 

古くて結構。時代遅れで結構。

どちらが10年後「残っているかな?」

僕はかなり自信があります。

 

私立の学校にもあるのですが、学校改善コンサルタント(という人がいるのです、まあ、ドラゴン桜の桜木弁護士みたいな人です)が学校のイメージを変えようと思い、頻繁にスローガンを変える例があります。

 

例えば…

質実剛健(何十年も続いた最初のスローガン)→男女共学の楽しさ!(男子校から共学へ)→3Sの達成(スポーツ・スタディ・シンプル)→英語学習の○○高(文科省に認められた~)

 

みたいな(苦笑)。20年でこれだけ変わると説得力というか、校風の確立に相当苦労しているのでは…?と見えてしまいます。

 

旗を立てたら、その旗に集うものたちをじっと我慢強く待つ。やせ我慢です。

教育業とはおせっかいを焼くのが仕事ですから、子どもたち一人一人に情理を尽くして説得し、机に向かってもらって学びを授ける。

 

もちろん、ラウル・ミドンの歌詞にあるように、僕にだって「有名になるだけじゃなくて、金持ちにもなりたいのさ」(@ステイト・オブ・マインド)という気持ちは当然あります。

 

しかし、そのために自分の学習塾を「収益マシン」にすることは絶対にしない、そんなことをするくらいなら初めから塾はしない。断言しますが、綺麗事が言えなくなったら塾はおしまいです。

 

*本当にびっくりする話ですが、夏期講習(中3)で25万円もの講習を提示された、という方と入塾面談をしました。ちなみに、うちの中3夏期講習は18300円です(模試3700円を加えても22000円です)

 

知求塾という学び場に集ってくれた50名の子たちと、今日もひたすら学習に励みます。

テスト勉強、今日も一緒に頑張ろう。

 

 

*ご意見、感想はこちら、お問い合わせから送ってね!

 

 

C こまーしゃる M

 

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