知求塾

知求塾の指導について~亀仙人(無天老師)式指導法~

2022年4月3日 | chikyujyuku

刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)

個別対応+集合授業=いいとこどりのミックス型学習塾!

で子どもたちの学力向上を全力応援!知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。

 

亀仙人という漫画のキャラクターをご存じでしょうか。

じつは、ドラゴンボールという傑作漫画に出てくる「主人公・孫悟空(カカロット)」の最初の師匠に当たる人物です。亀の甲羅を背負っているので亀仙人と呼ばれています。

 

300歳を超える超おじいちゃんですが、師として孫悟空を指導していたのはわずかな期間なんです。42巻も作品がある中で最初の5巻でもう指導を(いい意味で)放棄しています。もう教えることは何もない、と。

 

しかし、孫悟空が亀仙人の強さを圧倒するようになったあとも、孫悟空やクリリン、なんとピッコロやベジータまでが亀仙人を囲むシーンもあります(確かアニメ版にあったのですが、ググっても出ないですね)。

 

いわゆる、知恵のある(ちょっとスケベな)おじいちゃんという「敬意を持たれるポジション」についているのです。

 

弟子が師を超えるということ、つまりですね、塾でいうと学業成績で生徒がさかぐちを超えるシーンがあるか?といいうことですが、これは毎年起こります(驚)。

僕は数学理科はもともと専攻していなかったこともあり、子どものほうが解くスピードや正解率で上回ることが中3の受験期最後の50日ほどではよく起こります。

 

そのとき、とてもとてもうれしく思いますし、その時が来たらこう言います。

「君にわしから授けるものはもう何もない」

「君と、君の努力に敬意を持っている、あとは自分で成果をつかみ取れ」

「困ったことあればわしも一緒に知恵を出そう。がんばれ」

 

僕はこのことを「亀仙人現象」と呼んでいるのですが、これらのセリフが言えない塾講師は多いです。そんなことしたら馬鹿にされるのではないか?と感じてしまう気持ちは理解できます。

でも、生徒のためにも、何よりもご自身のためにも認めたほうがいいですよ、と思います。

 

弟子(塾生)が師(先生)を超えるのはむしろ当たり前のことです。

師がいつまでもすべての側面で指導的ポジションに立っているというのは、かなりまずいと思います。指導者による独裁的な傾向が強まり、それが人間関係を破壊することにつながります。

 

知求塾でぼくは基本的に「生徒のいいところ」を探すよう努めています。この子は粘り強いとか、この子は姿勢がしっかりしているとか、あるいは挨拶の癖がいいなあ、とか。もちろん教科的な強みも見つけますし、弱点も把握します。

 

生徒を伸ばすために必要な技術として、塾講師が「君にわしから授けることはもう何もない」と言うのは勇気がいります。そんなことしたら敬意が消失しそうだし、塾をやめちゃったらどうしよう、、、と思うのですね。

 

あまりに学力がマッチしない(レベルが低すぎる)講師は別ですが、おおむね一通りの問題が解ける場合、師が素直に「弟子よ、おぬしはわしを超えた」と言ってくれたほうが嬉しく思うはずです。そのほうが尊敬される。

言う前から生徒自身も「わたし、先生よりできるようになってるかも」という感触は得ていると思います(特に女子生徒)。

 

師匠を超える弟子を育てる、そういう塾を毎年作りたいと思って活動しています。

師の役割は偉大であることでなく、弟子の踏み台に進んでなれること。

僕はそういう(講)師を目指しています。

 

 

 

 

C こまーしゃる M

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