知求塾

塾の信賞必罰~最良の選択は「しっぺ返し戦略」~

2022年5月16日 | chikyujyuku

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先日、塾のルールを決めるのは店主たる校舎責任者(知求塾の場合は僕です)という話をしました。今日はその続きです。

 

ところで、ルールには信賞必罰が伴います。

つまり、善い行いは賞揚され、悪い行いには罰がある。

 

なにを誉め、何を罰とするか。その罰はどのようにきめるか。いつ出すか。どの程度出すか。フォローはするべきか。。。。考えるだけでこんがらがりそうです。

 

でも、実はこの問題、すでにかなり前に「数学的に」答えが出ています(驚)。

しっぺ返し戦略と呼ばれるものです。

 

しっぺ返し戦略はいたってシンプルです。

  • 最初は協力する
  • それ以降は相手が協力してくれたら協力し裏切られたら裏切り返す
  • その後、相手が協調的な態度に変わった場合は寛容な態度で協調する

という戦略です。人間関係で相手がいるときに協力的に接するべきか報復するべきか悩むことがあります。相手に攻撃され続けても延々と相手のいいなりになる続ける対応もあれば、先に攻撃的な態度をとる、気まぐれにランダムな対応をする、攻撃的な態度をとられたら倍返しにするなど様々な対応方法が考えられます。

政治学者のロバート・アクセルロッドは「しっぺ返し戦略」が長期的に見ると人間関係の駆け引きにおいて有効な戦略だと言います。

 

 

この記事は要約版ですが、「やられたらやり返す!!倍返しだ!」という戦略はドラマの中だけでうまく機能する話であって、実際は駄目な戦略です(実際、ゲーム理論で証明されています)。

 

これを実際、知求塾で運用する際はこうしています。

・良い発言や行いは賞揚されます

・悪い行いは最初は無視されます(ここはゲーム理論よりやや弱い対応をしています、無視された段階で気づいてほしいという願いを込めています)

・さらに続いて悪い行いがあった場合は「しっぺ返し」があります

・良い行いに戻った場合は賞揚され、悪い行いを続けたときは「しっぺ返し」が続きます(この段階で「しっぺ返し」を受ける子は年に1度あるかどうかの「稀な事例」です)

 

人間関係というのは単純化が難しいものですが、まずは原理原則を立て、それに基づいて戦略(ルール)を決め、そのあとで戦術(具体的行動)をとる。知求塾では、このようにルールの運用を行っています。

 

 

 

 

C こまーしゃる M

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