刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)
個別対応+集合授業=いいとこどりのミックス型学習塾!
で子どもたちの学力向上を全力応援!知求塾のさかぐちです。
本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。
定期試験と模試が返ってきたのでその案内と面談を行っています。
昔ですが、こういうご相談がありました(知求塾創設以後はないのですが、話を特定できないようにぼかしています)
「うちの子のこの成績は先生のせいじゃない。子どもの自覚だ。スコアは親の忍耐の限界を超えている」
「成績を向上させるため、自覚を促すため、すべての時間を管理して、いつ、だれが、どこで、なにを、どのようにやるか決めて、完全管理体制を敷いてみたい」
「つきましては、先生にはこのパートを受け持って…」
こういう複数のご相談に、かつて、20代のころですが、「完全管理体制」なるものを実施したことがあります。記憶にある範囲だと4回あります。
すべての回で成績は向上しました。
ただし、3%程度ですが。
学年200人とすると、わずか6位。2桁以上の上昇はありませんでした。
サンプルが少ないので、何とも言えません。上がったとはいっても、誤差の範囲内と言われればその通りです、としか言いようのない数値です。
ただ、例外なく起こった事象があります。こういことを書くのは本意ではないのですが、子どもがそのあと塾をやめてしまったということです。嫌気がさしたというのが実態でしょう。20代のころ(もう20年も前なんですね)の苦い思い出です。
世界のブラックジョークというのがありまして、そこに「完全管理体制国家」(いわゆる全体主義国家)のジョークがあります。国民みんなが相互監視をする社会において行われるジョークです。
一つの缶詰を作る←ちゃんと作っているか監視する人がいる←ちゃんと作っているか監視する人がちゃんと監視しているか見張る人がいる←【無限ループ】で監視員が増える(苦笑)。
人間は、自分のことは自分で管理するのが一番効率がいいです(これを広義では自由主義と言います)。
たしかに、大人サイドから見れば中学生の準備は甘い。しかし、子どもに「失敗する権利」を与えないと学べないし、学べない子はその後もっとダメになる。おそらくはある種の自立心のようなものがかなり長い期間損なわれます。
完全管理体制、はよくディストピア映画の主題に使われます。ジョージ・オーウェルの書いた「1984年」は完全管理社会の恐怖を描いた傑作小説ですが、塾の中でプチ完全管理社会を作るのには強い抵抗があります。
週明けから、粘り強く子どもたちに語り掛けていこうと思います。
次の試験に向けて頑張ります。よろしくお願いいたします。
C こまーしゃる M
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