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プロレスは「ガチ」なのか「ショー」なのかという不毛な論争~坂口の休日~

2022年6月8日 | chikyujyuku

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先日、刈谷市でプロレス(主催団体ドランゴンゲート)を見る機会があり、行ってきました。プロレスをきちんと生で見たのは初めてだったと思います。むかーし、、、35年くらい前に岡崎公園の花見の時に見たような、、、でも中身の記憶が全くないので。

 

とても楽しかったです。うちの奥さんは音響の爆音に耳をやられてへこんでましたが(笑)。

 

僕は格闘技にそれほど詳しいわけではありません。ただ、見事な肉体美ショー・闘いを見た気がして心からレスラーの皆さんの努力に敬意を持ちました。

プロレスというと「あれは筋書きが決まっているショーなんでしょ」「面白くない」という声が一定数あるのを知っています。

昔、テレビコメンテーターとして有名な社会学者の古市憲寿さんが「あれは本気じゃない」といってプロレスファンの芸人さん(名前を失念しました)から生番組でマジ切れされているのをみましたが、これはわかります。古市さんが悪い。

 

10億人の視聴者を持つといわれる世界最大のプロレス団体であるWWE(アメリカ)はニューヨーク証券取引所に上場するときに、上場企業として経営計画を提出しなければならない場面がありました。

そこで、「プロレスは最初から脚本があって、勝つのがどっちか最初から決まっています」とはっきり記述しています。大体、WWEというのは(ワールド・レスリング・エンターテイメント)というくらいですから、これはエンタメだということ、そんなことはみんなわかっているんです。

 

ロングランのミュージカルと一緒で、最初から脚本は観客の頭にもある。それをいかに演じるか、本気でやるかということに観客は感動するんです。

 

難しいことを言わずに、こういうセリフでまとめることができます。

あるレスラーさんのツイートです。

小学生女子「私はプロレスファンですが、あんなの八百長とみんなに言われます。私は悲しいです。プロレスはガチなんですか?それとも。。。」

レスラー「そんなこと考えながらプロレス見たって楽しくないんじゃないかな。プロレスとは、目の前で起こっていることがすべて。それでいいじゃないですか」

 

目の前で起こっていることがすべて。しびれます。

 

僕はアメリカにもメキシコにも行ったことがないのですが、プロレスの本場と言えばこの2国だと思うので、60歳までにはメキシコで本場の「プロレス」を、アメリカでレッスルマニアを見ようと思います。見に行きます。

 

 

 

 

C こまーしゃる M

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