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ある媒体からのインタビューへの答えフルバージョン~敬意と感謝、批判と呪いについて~①

2022年6月20日 | chikyujyuku

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【中日】立浪和義監督、京田陽太の合流に異例の要望「選手の集中攻撃はぜひやめて頂きたい」一問一答(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

NEWS.YAHOO.CO.JP

 

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ある媒体に寄稿を頼まれました。条件はとにかく長い文章を、思うように書いていい、塾人の想いを書いてほしいということでしたので請けました。ギャラはないです(笑)。

 

でも、自分の子どももいない二人暮らしの一塾人の僕が、間接的な利害関係のある学校について書くことが良いことなのか迷いました。誰かしらを損なうかも、と。

 

そこで、業界の片隅でなんとか生きてきた感覚などをコラムっぽく書きました。

 

頼まれたテーマは『教員の質の劣化について』です。ううーむ、、、、こまった。業界内ならともかく、隣接する業界のことですか。こまった。

ご依頼の様子ですと、多分激越な、過激な言葉で具体的な改善ポイントなどを書くこと期待されたと思います。要するに怒ってほしいと。

でも僕の心に浮かんだのは「節度」「温かい称賛」「リスペクト」でした。では、長いので覚悟して読んでくだされば幸いです。

 

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【批判と呪い】

 

〈野球ファンではない僕が、京田選手への『行き過ぎた批判控えて』について思うこと〉

 

6月16日の中日スポーツ紙に立浪監督のコメントがありました。かつてこういう記事はなかったように思います。不思議な記事です。

 

内容は、一軍復帰した遊撃手(京田選手)への行き過ぎた批判を控えてほしいというファンへの依頼です。テレビでもその様子が流れたらしいです。

 

長いこと野球を見ていない僕には、京田選手は批判を受けるに値する低成績なのか、実はよくわかりません。もしかしたら京田選手は期待される成績に対し、微妙な選手なのかもしれません。

 

しかし、京田選手に罵倒(といってよいでしょう)を繰り返す方に聞きたいのは、(監督が控えてほしいとまで言う)『強烈な批判』なるものは、あなたの大好きなドラゴンズを強く、しなやかに、たくましくするのでしょうか?

 

僕の感性ですと、そんな罵声を浴びせても多分強くならないと思います。そのぶん弱くなる。ならば、どういうメカニズムで必要とするもの、関心を抱くものに罵倒スイッチが入るのか、お前なんかクズだ、と相手を呪うような行為をするのか、そこが気になるのです。

 

僕が今回、この記事にかこつけて書きたいのは自分のフィールドである受験指導、学校教育(義務教育)についてです。

 

本当に残念ながら、義務教育分野では、教員の質の低下が顕著に感じられます。ここ20年、塾業界の中に身を置いていて感覚的に、伝え聞く内容的に、たぶんあっていると思います。

 

最近では質だけでなくて報道にもある通り、量(人数)まで不足しているようです。とある学校では教頭先生までもが担任を持つというのが「異常な事態」ではなく「最近よくあるね」になっています。

 

教員の指導の質のばらつき、というか、一昔前なら研修送りになっていたレベルの授業(教員・講師)も「使わざるを得ない」感じに見えます。現場の心ある先生たちの苦悩に心が痛みます。

 

心ある先生たちを痛めつけるのは、激務よりも苦情や世間から寄せられる冷たい眼差しの総量なんだろうと推測します。もちろん異常な長時間勤務の問題を解決する必要があります。それは絶対です。しかし、人間というものはそれなりに激務でも周囲からのリスペクトがあり、それに対する使命感があるときは十分持ちます。

 

それは多くの歴史の偉人だけでなく、名もなき市民たちの人生が証明しています。

 

ところが過剰な批判=罵倒=呪いによってリスペクトと使命感を喪失し、心身を病む先生も多くいるようです。昨年はうちの塾に通っている生徒のうち担任交代が2度もあったクラスがなんと2つ。

 

〈明日へ続きます〉

 

 

 

 

 

C こまーしゃる M

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