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小中学生の夏休み宿題の中で難関の一つが「作文」ですね。
読書感想文、生活作文、税の作文、など、現在は昔と違っていろいろな種類があります。
さて、定番と言えば定番の読書感想文ですが、書き方にコツがあるのを知っていますか。
それは、「本のあらすじをできるだけ書かない」です。
読書感想文に行き詰る典型的なパターンは、
まず、〇〇を読んで、とタイトルを書き、その後名前を書きます。
そして、1行目に「私は、この夏、〇〇という本を読みました」
続いて、「この本のあらすじは…」と書き始めます。その後、この本のあらすじを延々書くのですが、枚数4枚に対してたぶん半分くらいしか埋まりません。ここで座礁してしまいます。
でも、書くのは「感想文」であって、「あらすじ文」ではありません。
なので、あらすじを超短く書いて、あとは自分が思ったことをひたすら書けばいいんです。
主人公が嫌いなら、徹底的にディスる。なぜ嫌いか、どんな風ならまだ許せるのか、想像力を膨らませて好きなように「感想」を書けばいいんです。
あと、話に出てきた小道具で知っていることがあったらそれについてトリビアな知識を披露するのもいいですね。例えば、話の中にジブリのアニメがでてきて、それについて詳しい場合は自分オリジナルの知識を披露するのがいいかもしれません。
そうやって書きたいこと、書けそうなことをつなげていけば、原稿用紙4~5枚はすぐ埋まります。
もう一回言いますが、あらすじを短くまとめること。あらすじは別名「要約」と言われますが、適切な要約はプロの新聞記者の方がやるような高度な技です。小中学生が要約で文をまとめるのは文章レベルの面で無理な例が多いです。
「読書感想文」はその名の通り、「感想」を書く。
では、読書感想文講座のご案内です(笑)。
28日(木)小学生 感想文講座 題材「桃太郎」
29日(金)中学生 感想文講座 題材「JR時刻表」
そうなんです、JR時刻表でも作文は書けます。なにせ、「感想」ですから。
C こまーしゃる M
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