知求塾

「女優さん」時代の終焉

2022年7月28日 | chikyujyuku

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今日はちょっとまずはしんみりした話を。

女優の島田陽子さんがお亡くなりになりました。がんの闘病中だったようです。お悔やみ申し上げます。いくつかの作品に記憶があります。綺麗な、鋭利な刃物のような目線、あれは島田さんならではだと思います。

 

ところで、何気なく書いた「女優」という肩書、最近見かける機会がすごく減りました。俳優と書くのが正しいそうです。いわゆる「ジェンダー平等」の掛け声の下、男性性や女性性を感じさせる肩書は急速に減っています。

 

最近、塾長仲間のある社長さんに教えてもらったのですが、「女子大生」という言い方も近年はアウトなんだそうです。私はうちの非常勤講師に平気で使ってました。。

コンプライアンス違反とまではいかなくても、マナー的に避けたほうが無難なのだそうです。JDとかJKとかの言葉を若いころに聞いていた僕には驚天動地のアドバイスでした。そうか、コンプラ的にアウト。。

 

そのうち、女流棋士とかもアウトになりそうですし、相撲の土俵が女人禁制なのもきつい気がします。

 

ただですね、ここであえて言わせてもらいますが、最近流行りだからと言って長年の慣習や伝統を「あまり深く考えもせず」ひっくり返そうというのには反対です。

スマホとか自動車ならともかく、社会制度は最新のものがいいとは限らないじゃないですか。SDGsだとか、カーボンニュートラルだとか、ジェンダー平等とか、言っていることは結構なことだと思います。

ただ、それを運用するのは人間です。建前が立派でも運用する人間たちが破綻していたら意味ないじゃないですか。

 

急速な社会変化を求める方には恐縮ですが、社会制度の変更はゆっくりやればいいと思います。じっくりした議論が必要です(じっくりやりすぎてイラっと来るのは選択的夫婦別姓制度だと思います、これは放置しすぎです)。

ところが、日本という国は「諸外国に比べて日本はこんなに遅れている」というのが大好きな国民性です。外国がやっていると一も二もなく「変わらなきゃ」と大騒ぎです。

 

学習塾というのは、勉強を教える場ですが、そこでは「ゆっくり考える」ことが必須の条件になっています。「ゆっくり」「深く」は生きる上で大事な技術だと思います。

なので「あまり深くものを考えずに」社会参加したり改革の流れに乗ったりするのが良いことのようには思いません。

 

塾で教えるのは因数分解や仮定法過去ですが、そういう「頭を使う」作業を通じて、自分を取り巻く環境に批判的見解(批判的、とはゆっくり深く考えをめぐらすことで、非難とは違います)を取り出せる人間を送り出したいと思って、今日も授業に取り組みます。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

C こまーしゃる M

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