刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)
個別対応+集合授業=いいとこどりのミックス型学習塾!
で子どもたちの学力向上を全力応援!知求塾のさかぐちです。
本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。
いま、知求塾では中学生に「デジタル教材エデュプラス」の活用を強く薦めています。実際、今週の集合授業では実際に授業内でエデュプラスを用いて学習しました。つねにICT教材の電源を入れて、個人アカウントを暗記するまでしばらく続けます。
「わからないことがあったら、先生に聞くのよ」
と保護者さまは塾に向かうわが子に言ったことが何度もあると思います。そのたびに、子どもさんは「わかった」といって塾や学校に出発していると思います。
帰宅時には
「どう?ちゃんと聞いた?」
とお聞きになったはずです。すると、
「大丈夫、わかった」
と言って、、、、、なんとなくわかると思いますが、その数週間後の定期試験でぼっこぼこな点を取るわけです(苦笑)。
実は知求塾では「わからないことを質問しよう」というキャンペーンは何度も張りました。スタッフの先生が強制的に生徒を呼び出し、わからないことを聞いて、それを教え込む指導を数か月継続したときもあります。ほとんど個別指導塾になってました。
ただ、成果と直結しているかと聞かれたら、効果があった子と、効果はあったか向上が継続的なのか測定が難しい子、効果がなかった子に分かれたというのが正直な実態です。成績は悪くはならなかったが、オペレーションの複雑さがあり、継続困難ということになりました。
話題が変わりますが、坂口は体調・体質にいささかの(というか、相当の)問題があり、定期的な通院が欠かせません。その時、上記の問題についてはっとしたのです。
いつも主治医の(すっかりかかりつけの)先生は
「何か困ったとはありませんか?」
「お聞きしておいた方がいいことはありますか?」
などと聞いてくれるのですが、僕は20年近く、「大丈夫です」と答えていました。本当は大丈夫じゃないときも結構ありました。でも、なんとなく気後れして「がんばります、大丈夫です」と答え続けていました。
自分が何か困っているか?と聞かれるととっさにはうまく言葉が出てこない、という現象が自分にもあると(しかも43年ずっと続けている)気づきました。
人類はコミュニケーションが他の動物と比べて突出した重要性を持っています。なので、「コミュニケーションが失敗した・うまくやり取りできなかった」というリスクは取りたくないのです。なのでなんでも取り合えず「大丈夫です」と答える。
もし、質問してうまく理解できなかったという現象が起きても、「解説終わり。わかったかな?」と聞かれると、大半の生徒は「わかりました(本当はわかっていない)」と答えます。「先生に気を遣っている」と同時に「自分が無能だと思われたくない」という思いも頭をもたげます。
「人が人を教える」「人が人を応接する」「人が人を接客する」という「対人関係」が苦手、という方は少なくないと思います。コミュニケーションで失敗したくない・失敗できない(失敗なんて駄目だ)というプレッシャーが高すぎるというのがその理由ではないかと考えます。
インターネットショッピングというのは、人が接客するより機械(もしくはプログラム)が接客してくれた方が気が楽、という人間現象をうまく利用したビジネスモデルです。アマゾンだと買うのも返品するのも実際のショップより気が楽じゃないですか?つまり、人は機械とコミュニケーション(の真似事)をする方が効果的な時があります。
人と人がコミュニケーションをとるのは生きる醍醐味(喜び)の一つだと思います。しかしながら、ある種の状況の中ではそれはうまく機能しない。
ここまで書いて、ほぼすべての方がお気づきになったと思いますが、そもそも「子どもたちが先生に質問する」ということに期待していたり、それに塾側が依存していたりすると成績向上システムはうまく機能しないのではないか、、、「子どもたちが先生に適切な質問をする」ことに期待しないシステムを作るというのが適切な方法であると考えました。
そこで、これまでも理科社会の学習に使っていたエデュプラスを英数にも利用しやすい環境を整えることにしました。もちろん、集合授業(各学年16席)は続けます。
補助的な教材としていくつかのオプションを併用していましたが、エデュプラスの利用率を上げることにします。その分、ほかの教材(特訓日プリント)などの利用率を抑えます。
知求塾の塾是である「試行錯誤」は子どもたちだけがするのではありません。我々運営側も、知恵を絞っていろいろな取り組みを行います。
いっしょに、一歩ずつ、頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。
C こまーしゃる M
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