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鶏口となるとも牛後となること勿れ、ということわざをご存じでしょうか。漫画「キングダム」で有名になったのか、な?
(戦国(せんごく)時代、蘇秦(そしん)は各国をまわって、それぞれの国が同盟すべきだという政策を説いた。韓(かん)の国へ行き、宣恵王(せんけいおう)に、韓は強国で、王は賢者なのだから、西の強国秦(しん)に屈従していてはならない。秦は韓に対して、年々土地の割譲を要求するだろうと説いて、さらにこう言った。)「限りのある国土で、飽くなき秦の要求に応じていれば、民の恨みを買い、災いの種となることになります。戦わないうちにすでに秦に土地を削り取られてしまうでしょう。聞くところによれば、世間の言い伝えに、『鶏の口になっても、牛の尻(しり)にはなるな』と言います。(いつまでも秦に従属していては、牛の尻になっているのと同じで、残念ではありませんか。」そこで韓は趙(ちょう)など六国(りっこく)と同盟し、合従(がっしょう)の策に従った。のちに蘇秦は同盟の長になった。)
まあ、こういうことなのですが、「大きな勢力に飲み込まれるくらいなら、小さくてもよいので独立して頭(かしら)になれ」という意味で使われています。高校入試の場面では、「高望みして入学後ドべ近辺の高校に入るくらいなら、少し志望校を落としてそこで上位でいたほうがいい」という感じになるでしょうか。
志望校を下げるべきか、という問いには、いろいろ迷いながらもYESと答えるときもあります。YESです。志望校を下げて、(ある意味では第2希望の)高校で学力上位でデビューしたほうがいいと伝えることもあります。なぜか。
高校と言うのは、その学校の上位1/3 に入っていると進路(就職/進学どちらでも)が基本的に自由に選べます。その高校の内申書も非常に高い数値が出るので指定校推薦やAO入試にも有利です。就職先選びは実力順なので文句なしに有利です。
逆に、下位1/3になってしまうと結構きついです。学力もないし、内申点もそろわない。結果、進路の選びようがない、という事例がかなりあると思われます。
刈谷高校(内申43)の最下位付近よりも、安城高校(内申31)の上位のほうがずっと学力もついています。高校というのはそういう意味ではすごくまっとうな数値主義というか、実力オンリーの場所です。
ただ、いわゆる「牛後」でスタートして、先頭集団に追いつき追い越す事例もあるので、そこが難しい。
代表例は(手前味噌で申し訳ないのですが)僕です。
僕は豊田南高校(25年前当時の内申点は33~34、現在は31前後)の出身ですが、全然勉強しないまま1年半を過ごしたので、高2の6月模試(いわゆる西三模試)は学年順位389/400という惨状でした。
そこから(あるきっかけがあって)大学受験勉強に目覚め、必死に巻きかえして3年生の11月模試で学年3位。386人抜きという箱根の2区選手もびっくりのごぼう抜きをやってのけました。結果、金沢大学経済学部に進学するわけです(2次試験の科目配分に運がありましたが、運も実力のうちと言うことでご勘弁くださいw)。自分に特殊な勉強の才があったとは思わないです。ただただ淡々と、必死さをもって勉強し続けただけです。
鶏口となるとも牛後となること勿れ、の格言は、おおむね正しいと思います。引き続き僕自身の話で恐縮ですが、大組織(大手学習塾)に所属していた時より知求塾(ワンプラネット社)を設立して小さな組織の頭になって、あらゆることがよくなりました。あらゆることです。数値に表すのは難しいですが、とくに幸福感が改善しました。
ただし、おおむね正しい、わけであって、例外はいくらでもある、という感じでしょうか。
サッカーの世界では「ジャイアントキリング」という言葉があります。格下の相手がはるかな格上のチームを倒すことで、例えばつい最近の日本代表2-1ドイツ代表も、いわゆるジャイキリです。
こういうことは、サッカーだけではなく、人生のなかでも度々目にする光景です。いわゆる普通の人が、あれよあれよという間にその世界のスターダムに上り詰める。そこには運とか人脈とか、努力とかタイミング、いろんな要素が絡むのですが、そういう「ささやかな奇跡」はこの世界のあちこちで、次々と起こっています。
さて、鶏口となるとも牛後となること勿れ。
皆さんは鶏口から始めてまずは先頭に立ちますか? それとも牛後からじっくり上り詰めますか?
どちらを選んでも正解です。サポートが要る方は坂口といっしょに考えてみましょう。
C こまーしゃる M
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