知求塾

苦しかった時の話をしようか③~社会人5年目の地獄~

2023年2月10日 | chikyujyuku

刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)

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先日、株式会社刀の森岡毅さんの「苦しかった時の話をしようか」を読みました、という記事を書きました。

これほどの実績を上げる方でも苦労が絶えないのだ、と嘆息しました。

 

坂口もあと3か月弱で44歳。

たぶん塾生からはずいぶんな大人、という感じで見ていただいているのでしょう。

 

僕は現在基本ポジティブですが、育ちの途中ではそうではなく自分のコンプレックスの扱いに困っていました。

期待されても、その結果が出せない時期もありました。

 

そんな、坂口的苦しかった時の話。

お次は、、、、、ちょっとここでは書けない話が多すぎます(笑)(汗)。

 

 

あと一つ上げるとすると、「校舎長を解任」ですかねえ。

これもきつかったです。

 

当時勤めていた会社(最初の会社)で、結果を出したので校舎を二つ持つことになりました。

 

2校舎を担当したわけです。

ただでさえ忙しかったのに、ますます忙しくなりました。殺人的スケジュールだといってよいでしょう。最長で56連勤、52連勤、、、と連勤が続きました。笑っちゃいますね。

 

引き継いだ集合授業校舎は「ちょっとにぎやかな子たちの発言権が大きな地位を占めているな」と一目でわかりました。こういうことはほかの子たちに良くないばかりでなく、本人たちの合格獲得に向けても悪手です。

 

これは抜本的に運営のやり方をかえないと、いずれ悪評が立ってあっという間に塾が消滅する、と思いました。

厳しく指導しました。もう15年前ですね。。

 

ところが、この策が「にぎやか軍団」と「その保護者さま」から大不評。ちゃんと事前に面談までして今後はこうします、と伝えていたのですが、それでも僕のことが腹立たしかったのでしょう。5月のある日、授業後に詰め寄られて大抗議を受けました。抗議なんてもんじゃないです。怒鳴り上げる、詰め寄る、まさにつるし上げです。あれは、、、本当にすさまじかったです。

ぼくも30前の若造でしたから、その点も保護者さまから見たら「子育てについて何を分かった風なことを!」という怒りになったのかもしれません。

 

結局、抗議があったその校舎の3年生の校舎長を解任、その他の学年は今まで通りやれ!という会社の指示でもやもやしたまま一年が過ぎ去るという、、、もちろん解任学年以外はしっかりプロとしてやりました。ただ、肝は中3だっただけに悔しかったですね。なぜわかってもらえないのだ、、、、と忸怩(じくじ)たる思いでした。

いまでもその当時の校舎のためにやったことは正しかった、方向性はあっていたと思っています。急激に成績を上げ、校舎の雰囲気を改善するのにあれ以外の手がったのかというと、今でも思いつかないです。

 

ただ、「正しい」ってのはダメなんだな、、、と痛感しましたね。こちらが「正しい」という旗を掲げてしまうと、相手が「正しくない」ことになってしまいます。なので、お互いの意見や立場、見解をだして、「まあ納得できる」「妥協できる」ということを求めるようになりました。あるいは、情理を尽くして説得するか、です。

 

合意形成というのはこちらの言い分が全部通ったら「負け」の始まりです。そんなことを学びました。

 

そのころ、ぼくはもうそろそろ30台に差し掛かっており、プライベートでもいろいろな改革を行っていました。自己改造とでもいえばいいのか。

今の奥さんと知り合う数年前でしたので、婚活とかもしてましたね。なかなかおもしろかったのですが、成果という点では微妙な、、、感じ?笑。

 

いまも、知求塾も僕個人もいろいろな挑戦を続けています。たくさん致命的ではない失敗があり、そこから学びを得て改善に尽くしています。

ユニクロの柳井社長はかつて「1勝9敗」という本を書きました。そんなことあるのかなあ、と思いましたが、自分で独立してみるとほとんどの物事は「1勝9敗」であるように思います。個人的には、「今日どんな失敗(改善項目)を手に入れた?」と聞かれて「ない」という日があったらそれが一番の悪手だと思います。今日も明日も、前に、前に進み、未来を作っていこうと、強く思っています。みなさま、よろしくおねがいいたします!!

 

 

 

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