知求塾

さかぐち先生が知人に頼まれて語る~知求塾創業前夜の話~

2023年5月28日 | chikyujyuku

刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)

個別指導と個別対応、ICT学習=いいとこどりのミックス型学習塾!

で子どもたちの学力向上を全力応援!知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。

 

最近、ある方とお話をさせていただく機会がありまして、「事業を立ち上げる・独立する」というテーマで僕が感じていることを話しましたので、その件を書こうと思います。僕のもとにはそういう人が良く来ます。

うまくいってるように見えるみたいですが、、、ふふふ(笑)、実態知ったら腰ぬかしますよww。

 

坂口は20歳の時に塾のアルバイトをしたのがきっかけでこの業界にかかわりましたが、実はこの塾をすぐクビになっています(今だから言える・笑)。

 

理由は、クラスが騒がしく塾の授業になってなかったから、ということでしたが、その塾は放任の極みみたいな塾運営で、誰がやってもうるさかったろうと思います。だから今もそのクビの理由が釈然としません(笑)。

 

今だったらありえませんが、20年前の昔はそんな塾でも生徒がいたのです。とにかくあまりにひどいのでこっちから辞めたかった、というのが正直なところです。

 

その当時もそう思いましたので、クビにも別段傷ついたりしませんでした。

塾ってあんなうるさいんだ、あんなに秩序がないんだ、こんな場所には就職したくねえなあ、というのが感想でした。

 

22歳の時、外国人の方に日本語を授業するボランティアを始めました(大学の授業で仕方なくボラ団体にインタビューにいったら思ったより面白かったので、そのままメンバーになりました)。

 

ここで授業の魅力に夢中になります。なにせ、向こうは真剣に日本語を習いたい、日本社会に溶け込みたいという人たち(大人です)が目を輝かせて座っています。

 

毎週日曜10時半から2時間。授業が終わったあとはみんなでBBQをしたり、世界各国の料理や文化を堪能したりしました(真鯛を素揚げした南米料理の味は今でも忘れません)。

 

僕は教える立場でしたが、世の中の仕組みや面白さ・苦さを外国人受講生から習う「生徒」でもあったわけです。教えたり教えられたりがとても楽しかった。

 

*ちなみにこのボラ団体は今も存在します。豊田市国際交流協会(TIA)のアルファという団体です。いいところですので、ご興味のある方はぜひどうぞ。

 

そして、最初の塾で痛い目に合ったことをすっかり忘れて、「よし!これを仕事にしよう!」と決めたわけです。もっと授業を追求したい。授業の時に感じるワクワク感を仕事にしていけば、人生きっとうまくいく。

 

ずいぶん短絡的な人生の決め方でしたが、これが僕の場合は良かったんだと思います。

 

(中略)

 

それから20年以上、塾業界の端っこで、楽しくやらせていただいています。

 


 

と、創業云々の前に、就職の話で話を切り上げてしまうのですが、この話、結構おもしろいでしょ? というのが僕がこのブログをお読みの方(あなたです!)に聞きたいことです。

 

そうなんです。自分でいうのもなんですけど、結構面白い。運命に導かれて塾講師になった、、、という感じがするじゃないですか(笑)。

 

よく創業にはいろいろなものがいると言われます。

典型的な言われ方が「ヒト・モノ・カネ」がいるということですね。

でも、それだけじゃなくて創業者自身の健康状態維持も必須になるし、その業界についての知識も必要になるし、金融機関を相手に融資を引き出す粘り強さ、孤独孤立にならないように家族関係を整えることも大事だし、人脈を整理発展させる必要もあります。

 

ただ、まだそれだけじゃ十分じゃないんです。

 

創業ってのは最初は一人かふたりで始めることが多いので、お客さんにせよ、従業員にせよ、「利害関係者=仲間 を集める」のが大事な仕事になります。その時、あなた自身が魅力的な話題を持ってなかったら、仲間はまず集まりません(断言)。質の良くないアルバイトすらどうか?と思います。まともな従業員(まともなバイト)なんてもっと無理です。

 

そうです、創業に必要なのは、あなたの「ものがたり(STORY)」なんです。

あなたがどんな生き方をしてきたのか、そしてどんなことを成そうとしているのか。

 

それを滔々と話すことができるか、文字に起こすことができるか?は創業に必要な要素として語られることはあまりないですけど、すごく大事です。

 

お笑い芸人みたいに面白いことじゃなくて、「あの人と会ってるとなんだか気持ちが上がるなあ」と言わしめる力、つまり、あなたの「魅力」「長所」「ストロングポイント」を把握していて、発揮できるということが大事です。

 

DO YOU MAKE SURE?(わかりますか?)

 

僕の場合、

ヒト→自分一人でスタート

モノ→業界歴が長いのでどんなものが必要かはわかっていたので購入&契約

カネ→政策金融公庫と親類から借り入れと出資をお願いした(最初の2年で合計で1000万まではいきませんが、それに近い借り入れをおこなっていました)

 

という感じでそろえたので、あとは「ものがたり」でした。

ただ、これも幸いなことに塾業界にいる中で十分な実績を積み、話を練ることができていたので、あとはそれを知求塾風にアレンジして使っています。

 

若くして何かを成したい、成功したいという方は多いと思いますが、人間社会というのは人工的に作られた弱肉強食のジャングルみたいなものです。複雑系生態系です。「社会的成功」がそんなに簡単ではないことも事実です。

 

なのでもし、自立したい、独立したい、という気概があるのなら、いろいろな経験を積んで、その結果、「これはビジネスの場で出せるネタかな?」ということを考えてみるといいと思います。

 

*でも、ここが矛盾しますが、「ビジネスで役立つかどうか?」を基準に自分の行動や経験値を決定する若者がいたら、殆どの成功者から相手にされないと思います。特に「幸せな小金持ち」とでもいうべき、成功しているスモールビジネスのオーナーには相手にされないでしょう。真実は常に言葉の中になく、事実の中にあります。

 

そういう経験を積んで、十分な「ものがたり」ができるようになったら、いよいよ自立を考えてみてはいかがでしょう。

 

人生は明治・大正時代までは50年でした。今は100年時代と言われます。持ち時間が長いので、その分長い時間修行できます。

 

ぜひがんばってください。心から応援しています。

 

 

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