知求塾

みんなの金を使うなら、それが「みんなのためになっている」ことを示さねばならない~高等教育無償化への試金石~

2023年6月22日 | chikyujyuku

刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)

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本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。

 

記事は昨日の続きです。

 

現在、日本では世代間の議論の断絶と対立がかつてないほど高まっています。夜中の政治番組などの議論、要点を乱暴にまとめてしまえば、「高齢者ばかりが優遇されて、子育て世代への支援がない」「だから少子化が進み、ますます苦しくなる」「よって、高齢者に優先的に配分されているリソースを我々の世代が奪還することによって世代間格差を是正することができる」というふうにまとめることも可能かと思います。

個人的にこの論は無理筋だと思いますが、主にTwitter界隈ではいまだにこの種の投稿が多くあるのが現状です。

 

「高齢者は集団自決すべき」成田悠輔氏の発言に養老孟司氏ら“平均84歳”知識人が喝!「問題にする気も起きない」

 

教育を公費で無償化するのが筋なのだとしたら、どうしてそれが「みんなのため」になるのか若者世代(特に今の高校生、大学生世代、20代の皆さん)は説明する義務があります。僕はそう思います。もし高等教育を受けるというのが「いい学校に入りたい」「自慢したい」「いい学歴が欲しい」「いい配偶者が欲しい」「いい給与が欲しい」「地位が欲しい」などだとしたら、それは自己利益の問題なので、僕の税金はそういう高校/大学無償化には使わないで頂きたいと思います。

 

日本語で社会という単語がありますが、これはほぼ英語が日本語化していて、コミュニティっていいますね。コミュニケーション、とか、コミューン、という言葉は「コミュ」という言葉でのまとまりです。

 

これらの語源は、ラテン語のcommunisと言われています。この「communis」には、「共通の」「共有する」「分かち合う」といった意味があるようです。とすれば、コミュ(ニティ)とは、何かを「共有」するためのプロセスと言ってもいいかもしれません。

 

私の学業の達成は、私の利益であるけれど、同時に私だけのものではない、みんなのためのものでもある。私はみんなにも貢献する。

 

という世論が若者や子育て世代から出れば、教育の無償化にたとえ増税という手段が用いられても、反対はほぼ起きないと思います。

 

塾は私立学校以上の私的教育機関であり、認可も何もいらない自由な成り立ちをしています。我々は法的には「店舗」です。なのでそうしたいち学習塾がこうした主張を書くのはちょっと変な気がします。ほら、ユニクロとかトイザらスは「主張」なんかしないじゃないですかww。でもここは知求塾の変わらぬ思いを書く場所でもあるので、時々こういう記事が出ます。

 

より良い未来に向けて、今やれること、それが漢字の書き取りだったり、テスト勉強をしている中学生の質問受けだったり、、そうした「小さな積み重ね」がより良い未来を創ると信じて、我々は今日も授業に取り組みます。

 

一生懸命頑張ってまいります。今日もよろしくお願いいたします。

 

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