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こんにちは、知求塾の坂口です。
やや刺激的なタイトルですが、本当のことなんですコレが。
今日は長々ブログを書くのも焦らせているようで良くないので、写真で説明しますね。
伊能忠敬という歴史の人物について、細かい記述がありますね。50歳まで一般人(失礼)だったんですね。偉業を為したのはそのあと。
実はこれ、小学6年の教科書だけ!に載ってる情報なんです。
中学の教科書になると、
~19世紀初めには、民間出身の伊能忠敬がヨーロッパの技術で全国の海岸線を測量し、正確な日本地図を作りました。
と書いてあるだけなんです。人物の側面にまで光を当てているのは中学版ではなく、小学校のテキストです。
地図も大きく違います。
まずは中学版。
九州が写っています。現代でも通用する正確さですね。
今度は小学版です。
完璧な日本地図です。道具紹介もあります。記事の大きさも小学版が上です。
僕の個人的な感想ですが、これは小学版のほうが好奇心をそそられるなあ、と。
僕なら文字だけ置いてあっても覚えられないですね、確実に。
これはごく一例ですが、小学校の説明内容が「カンタン」で上の学校が「ムズカシイ」というのは「思い込み」です。小学校で覚えなかったらそれきり終わり、という学習内容も多く存在します。
また、小学でも中学でも、高校でも出る単語(伊能忠敬などはその典型です)も結構ありますが、小学の記述が一番丁寧ということもあります。
入試本番でその知識の差の元は「小学校時代にちゃんと学習した」ということで決まる可能性だってあります。
小学校の学習内容はすべての土台であると同時に、人生をより豊かにする鍵になることもあり得ます。どうか、「こんなの中学でまた学び直せばいいよ」と言わず、一日ずつ、丁寧に学習を進めてほしいと思います。
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