知求塾

ご質問シリーズ ~僕に学習塾は必要ですか? 来ている意味ありますか?~

2024年1月25日 | chikyujyuku

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さて、ここ連日続いている「質問シリーズ」。

ブログでお答えします。今日の質問はBさん、中学2年生より。

「私は正直言って塾に通うのが億劫です。時間が長く感じる。将来やりたいことはあります。それはプログラミングやAIなどを使った仕事、それか海外で働くことなんですが、今やっている国語や算数がどう役立つかわかりません。特に国語。苦手です。これを勉強している意味ってありますか?」

 

お答えします。

なるほど、率直な感想と意見、質問をありがとう。

えーとですね、、、こういういい方はもしかしたらグサッとくるかもしれませんが、「そういうことを言ってるのはただの愚痴です。あるいは無知をさらしているだけです」

 

Bさんの中には、学ぶべきは将来に直接役立つことだけである、それ以外は無用であるという考え方があるように見えます。実はここに最初のボタンの掛け違えがあります。

 

じゃあ、ちょっと話をします。人間の成長についてです。

君の脳みそは巨大な倉庫です。なんでも情報を詰めることができる超巨大倉庫です。でも、倉庫の中はがらんどうで、階段も本棚も、仕切りも倉庫の管理人さんもいません。本当にがらんどうな建物なんです。

実際、生まれたての子どもはこういう状態だと思ってください。だんだん、日本語(あるいはほかの言語)をおぼえ、躾によってマナーや習慣を身に付け、善悪を判断し、基本的な性格が定まってくる。この段階になるまで通常6歳までかかります。

なので、脳に入る情報はいろいろぐっちゃぐちゃに入っています。何の仕切りもありませんから。このままだと収拾のつかないことになる。そこで、たくさんある情報を仕切り、整理する必要が出てきます。本棚を作ったり、仕切りをつけたり、案内板を整理したりする。そこに情報を詰める。そうすると、倉庫はだんだん書庫(図書館)に近づいてきます。

 

学習というのは、脳内に仕切りを作り、本棚を作り、体系的に情報を取り出すことができるようになるプロセスそのものです。つまりBさん、あなたは脳内に巨大な図書館をつくるプロジェクトをやっているのです。

 

「本棚って本(情報)を整理するのに役立ちませんよね」とか言いませんよね。役に立つに決まっているじゃないですか。

あなたの人生を直に潤すのは「本棚に入った本の中身の情報」です。本棚は裏方さんです。仕切りも、掲示板も倉庫の番人(図書館員さん)も、ぜんぶ一生使える、図書館の一部、人生の裏方です。

 

あなたが今習っているのは、役に立つ情報じゃないんです。脳内の「本棚」や「階段」、「仕切り」「書庫(アーカイブ)」「掲示板」etc…つまり、あなたはまだ「学問」すらしていない。しているのは「英数国理社」という工事道具で、脳内図書館を作る「基礎工事」にすぎません。「基礎工事」もしていない人が世の中で役に立つ仕事を為せるわけないじゃないですか。やりたいことがあるなら、まずは人生の基礎を磨くことに力を入れてもらえたらうれしい。君の能力は誰もがわかるすばらしいものですから、なおさらです。

 

つべこべ言わずにやること、とまでは言いません。ただ無知だっただけです。学べばいいだけです。

僕がよく使う例えを用いて説明しました。しゃべるのと文書で書くのはだいぶ違いますから、しかもブログは一気書きしますから誤字脱字もあるかもしれません。君なら意味合いを分かってくれると思います。

 

勉強の意義は、「脳内の図書館をつくること」

素晴らしい荘厳(ゴージャス)で、美しく、凛として、そしてすべてを包摂したような図書館が出来上がることを応援しますね。がんばって。

 

 

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