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掃除を重要に思っているわけ

2024年3月25日 | chikyujyuku

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僕が生まれた昭和、それは今から考えるとずいぶん「明るい」時代でした。から騒ぎという感じもする時代ですが、とにかく活気がありました。

 

10歳の時、年号が平成になりました。時はバブル真っ盛り。「現金のつかみ取り」みたいな時代でした。僕ら79年生まれの人間はその記憶を抱えて少年時代を過ごしたと思います。

そんな時代に、異色の経営理論を社内に持ち込み成功し、今も存続する企業の例としてカー用品のイエローハットがあります。イエローハット自体の知名度は、大体の人は知っていると思います。

 

イエローハットの創業者、鍵山秀三郎さんは社内の「掃除」を徹底した経営者として知られます。

ある日、経営するイエローハットの運営に行き詰った鍵山さんは、『会社のために自分にできることは掃除しかない』と思い定め、こつこつ自分の手で掃除を始めました。

しかし社内では「掃除しかできない社長」として馬鹿にされていました。

清潔を徹底した店舗から業績は徐々に向上。やがて一定の期間が過ぎ去った後、イエローハットは突如急拡大しはじめ、いまも日本で2番目の規模を誇るカー用品店です。

 

昭和の「赤字企業立て直し職人」一倉定(いちくらさだむ)さんという経営コンサルタントも徹底的な環境整備を社長自らが率先するよう指導したコンサルタントとして知られています。

別名「鬼倉」。「後にも先にも、あんなに怒られたのは初めてだ。。。」と指導された社長たちは振り返るそうです。昭和っぽい話ですが、灰皿が飛んできたというエピソードも。

 

坂口は大手塾時代から、これらのエピソードに感銘を受け、自分の担当校を「磨く」活動をしてきました。休みの日にそっと行って、窓とか床をごしごしやってました。

最後のほうは本部校を勝手に清掃してめちゃくちゃ怒られてました(組織ではそういうことは越権行為であり、ぼくは当時組織に適合できないはみ出し者でした)。

 

スタッフの先生にも掃除や整理整頓活動にさらなる参加を求めますが、まずは率先垂範が必要です。僕の活動エリアは「トイレ水回り」です。

 

やはり、ここだけは自分でやらないと。

より良い塾へ、常に挑戦を続けたいと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

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