知求塾

学習や受験における「運がある、運がない」問題についておもうこと

2024年5月28日 | chikyujyuku

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受験生から質問を受けました。

「どうしたら運がよくなりますか?」

うむむ、早くも運頼みか?とおもったのですが、違うようで。

「ぎりぎりの勝負になった際、勝つ方と負けるほうの違いが知りたい」とのこと。

なるほど、そういうことなら業界歴23年のこのおっちゃんが知っていることを答えよう。

 

何度も、運がいい人を見てきました。なぜかうまくいってしまう人。

こういう人ですが、実はある程度共通の特長があります。

「自分に敵対する言葉を自分にかける割合がすごく低い」です。

ネガティブな言葉を自分に使わないひとっていうのかな。自分で自分を傷つけない人っていうか。

そういう人は強いですね。

 

「どうせできない」とか、「自分にはとても…~ない」とか、「しょせん自分は~」「最悪」とかこういう言葉ですね。

 

ここで大事なのは、運のいい人ってのも「できない」とは言うんですよ。でも「どうせ」はつけない。「しょせん自分は~」ではなくて、「自分は~」という感じで、余計な副詞、形容詞がないんですね。

「最悪」って、最も悪いってことですよ。最上級です。本当にその言葉でいうほどの人生での悪夢なんですか?ということです。たぶん違いますよね。「最悪」ではなく、せいぜい「困ったな」じゃないですか?

 

自分で自分に敵対的な言葉を使うと、その毒は自分に廻ります(当たり前ですが)。わざわざカラ元気でポジティブなことを言う必要もないと思いますけど、自分で自分を汚すことは言わないほうがいいです。精神的に汚れたり、傷だらけの場所(あなたのこころや肉体)が運がいいはずないじゃないですか。そういうことです。

 

すこし精神世界的な話でしたが、僕が23年、1700名の卒塾生を見てきた印象は(授業した生徒数だと数万人だと思います)こういうことです。

 

自分に敵対する言葉を使わない。

 

 

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