知求塾

知求塾あかさたな作文「り」 「リカバリーの時間」

2024年8月7日 | chikyujyuku

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知求塾あかさたな作文は坂口の個人的日記風の企画なのですが、今日の「リカバリー」は多少仕事の要素もあります。

当塾の代表、坂口は20歳の時に少しずつ塾や教育、授業というものに関わり始めました。20歳の時を個人的に1年目とカウントしています。途中で長期入院がありなかなか塾に関われない期間を乗り越え、今年で23年目である、と名乗っています。

 

23年の間には、24~33歳までの10年間、休みが1か月につき2日あればいい方、という期間がありました。数えてみたのですが、10年でまったく仕事なしで休めた日は498日でした。年間休日が平均50日を切っているわけです。良く仕事したものだと思います。今だったら確実に労基署案件です。*いや、じつは毎年その会社は労基署案件を抱えており、今もその体質はあまり変わっていないようです(オープンワークというサービスでその概要を知りましたが、口コミが相変わらず無茶苦茶すぎます)

 

そういう所で育って、その副作用というか、反応として、僕は「仕事を一日でも休んだらどんどん実力が落ちる」という強迫観念ににた感覚を抱くようになりました。

しかし、この歳(今年で独立6年目の45歳です)になって、週1日でも休んだ次の日の方が明らかにパフォーマンスがいいことを認めざるを得なくなりました。

 

僕自身の感覚ですが、若者が最初の3年仕事にのめりこめず、週2回きっちり休んで、ワークアンドバランス、などと言って「楽をする」のには正直唾棄の思いです。

言葉がきつすぎますか?何も考えていない若者たちが遊んでいる間、その期間に抜け駆けして仕事力を鍛えている人間がいるのを想像できない知性の不調に唖然としています。どうしてそんなに安心していられる?

 

古代エジプトのピラミッド建設の石にも、「最近の若者はやわになった」という彫り込みがあるらしいです。僕自身もこうやって「最近の若者は~」といっているわけですので、まあ、時代遅れになってきているのでしょう。ただ、僕は三河・尾張地区の尊敬する塾人の方々が(多くが僕より3~20歳年上です)、ぼくよりいかに努力されているかはひしひしと感じるので、その方々に追いつくためにも、今後も休みは少なめでいいです。

 

リカバリー問題。なかなか身に付いた信念を変えるのは簡単ではない、そういう話です。

 

 

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