今日の記事は、トランプ大統領の「iphoneをアメリカで作れ!」という要求に関して考えます。
それではどうぞ!
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中学校の社会教科書で書いてある「産業構造の移り変わり」ですが
・途上国は低価格で作れる繊維製品などから工業化が始まる
・その後、軽工業から重工業(鉄鋼や自動車)にうつり、その後ハイテク産業(半導体やAIなど)に比重が移る
・同時にサービス業が発展し、その後金融サービスなどに比重が移る
アメリカはもはや半導体製造の国の段階も通り過ぎ、金融やITが稼ぎの主力です。
そうした中でのトランプ関税と「アメリカに工場を誘致し、モノづくりの国にする」という宣言はかなり驚きました。専門家は「無謀」「失敗間違いなし」と宣言していますが。。
僕はアメリカに行ったことはありませんが、ある程度国民の心情は理解できます。
アメリカは4億の人口があり、僕らがイメージするアメリカ(ドジャーズやアップル、グーグル、自由の女神etc)はほぼ「アメリカの庶民には手が届かない高嶺の花」であるようです。多くのアメリカ人は高騰する家賃、物価、減り続ける「一般的なアメリカ人が就ける仕事」、つまり、「見捨てられた」と潜在意識的には感じているわけです。この怒りを理解しないと、トランプという人のやり方がなぜアメリカ人の半分に応援されていいるかがわかりにくくなります。
トランプはけったいなおっさんだと思いますが笑、少なくともアメリカ人の約半数の人々について真剣に考えていると思います。ハイエンドの国民(ぼくの好みでない言い方ですが、上級国民と呼ばれる人)は自分で生き残れ!というやつです。
古代ローマ共和制の末期の政治家にグラックス兄弟という人がいます。ローマの貧困層に土地を再分配しようとして権力者たちに嫌われ、殺されてしまうのですが、トランプのやり方はこの人に近いものがあります。
製造業の復活をかけてシンボルにされたのが「iphoneを国内で作れ!」です。
ただし、現在この電話機は米国内で1500ドルほどで売られていますが、全面国内製造に舵を切った場合は3000~3500ドルほどになると思われています。日本円で45万円。果たしてそれでもiphoneは売れるのでしょうか。疑問です。
トランプという人はたしかに「困ったちゃん」ですが、彼を頼って、権力に押し上げた人が数億人に上るという事実は歴史の事象としてしっかり覚えておく必要があると思います
社会科の教科書に載っている事実だけを材料に論考しても、これくらいのことは考えることができるというわけです。
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