今日は、中学1年生・2年生のみんなに、
どうしても伝えておきたいことがあります。
それは、
「学習の速さ」と「将来の到達点」は、ほとんど関係がない
という話です。
■ 学習には「速い子」と「ゆっくりな子」がいる
勉強には、はっきりと個人差があります。
-
物覚えが早く、パッと理解してサクサク進む子
-
時間をかけて、少しずつ身につけていく子
どちらが良い・悪いという話ではありません。ただ、確実にタイプは分かれます。
よく、生徒との会話で
「ぼく(わたし)はノロいから……」
という言葉を聞きます。
でもね、はっきり言っておきます。
■ 高校入試・大学入試・その先まで見ても、差はほとんどつかない
中学3年間。
高校3年間。
その先の、何十年という職業人生。
この長いスパンで見ると、
「速く覚えられるか、ゆっくりか」で
たどり着ける場所に大きな差はほとんどありません。
もちろん、例外はあります。
たとえば、将棋の藤井聡太さんのような
天賦の才(=天才)。
ああいう人は、本当に別枠です。どんどん先に行ってしまいます。
でも、安心してください。ほとんどの人は天才ではありません。
■ ほとんどの人は「カメ型」です
イソップ童話の話を出しましょう。
ウサギのように速く進める子。カメのように、ゆっくり確実に進む子。
正直に言います。
クラスに40人いれば、35人くらいはカメ型です。
ちなみに、
坂口先生もカメ型です。
一度で覚えられない。何回も繰り返さないと身につかない。時間をかけないと、体に残らない。
そういうタイプです。
■ 「カタツムリ級」でも、間に合う
さらに言うと、カメよりも遅い子もいます。
自分では
「カタツムリ級にノロい」
と思っている子もいるでしょう。
でも、これも大丈夫です。
正しいやり方で、正しい量を積み重ねていれば、入試の日には必ず間に合います。
不思議なことに、
入試本番ではウサギ型とほとんど変わらない位置に立てる子が
毎年、ちゃんと出てきます。
■ 大事なのは「速さ」ではなく「方向」
問題なのは、
遅いことではありません。
問題なのは、
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やり方が間違っている
-
続いていない
-
自分をごまかしている
この3つです。
逆に言えば、
進みが遅くても
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やり方が合っていて
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毎日少しずつでも続いていて
-
自分なりに向き合っている
なら、結果は必ず出ます。
■ これからの時間を、どう使うか
中1・中2のみんなには、
まだ「時間」という最大の味方があります。
「今までの自分、ちょっとサボってたな」
と思う子がいても、大丈夫。
今日からでいい。
カメの歩みでいい。
カタツムリでもいい。
前に進むことが大事です。
■ 最後に
人と比べなくていい。
速さを気にしなくていい。
大事なのは、
やめないこと。積み重ねること。
カメは、
途中で止まらなければ、
必ずゴールにたどり着きます。
自分の歩幅で、
今日も一歩、前へ。

