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2026年版|カメでも、カタツムリでもOK

2026年1月15日 | chikyujyuku

今日は、中学1年生・2年生のみんなに、
どうしても伝えておきたいことがあります。

それは、
「学習の速さ」と「将来の到達点」は、ほとんど関係がない
という話です。


■ 学習には「速い子」と「ゆっくりな子」がいる

勉強には、はっきりと個人差があります。

  • 物覚えが早く、パッと理解してサクサク進む子

  • 時間をかけて、少しずつ身につけていく子

どちらが良い・悪いという話ではありません。ただ、確実にタイプは分かれます

よく、生徒との会話で
「ぼく(わたし)はノロいから……」
という言葉を聞きます。

でもね、はっきり言っておきます。


■ 高校入試・大学入試・その先まで見ても、差はほとんどつかない

中学3年間。
高校3年間。
その先の、何十年という職業人生。

この長いスパンで見ると、
「速く覚えられるか、ゆっくりか」で
たどり着ける場所に大きな差はほとんどありません。

もちろん、例外はあります。

たとえば、将棋の藤井聡太さんのような
天賦の才(=天才)

ああいう人は、本当に別枠です。どんどん先に行ってしまいます。

でも、安心してください。ほとんどの人は天才ではありません。


■ ほとんどの人は「カメ型」です

イソップ童話の話を出しましょう。

ウサギのように速く進める子。カメのように、ゆっくり確実に進む子。

正直に言います。

クラスに40人いれば、35人くらいはカメ型です。

ちなみに、
坂口先生もカメ型です。

一度で覚えられない。何回も繰り返さないと身につかない。時間をかけないと、体に残らない。

そういうタイプです。


■ 「カタツムリ級」でも、間に合う

さらに言うと、カメよりも遅い子もいます。

自分では
「カタツムリ級にノロい」
と思っている子もいるでしょう。

でも、これも大丈夫です。

正しいやり方で、正しい量を積み重ねていれば、入試の日には必ず間に合います。

不思議なことに、
入試本番ではウサギ型とほとんど変わらない位置に立てる子が
毎年、ちゃんと出てきます。


■ 大事なのは「速さ」ではなく「方向」

問題なのは、
遅いことではありません。

問題なのは、

  • やり方が間違っている

  • 続いていない

  • 自分をごまかしている

この3つです。

逆に言えば、
進みが遅くても

  • やり方が合っていて

  • 毎日少しずつでも続いていて

  • 自分なりに向き合っている

なら、結果は必ず出ます。


■ これからの時間を、どう使うか

中1・中2のみんなには、
まだ「時間」という最大の味方があります。

「今までの自分、ちょっとサボってたな」
と思う子がいても、大丈夫。

今日からでいい。
カメの歩みでいい。
カタツムリでもいい。

前に進むことが大事です。


■ 最後に

人と比べなくていい。
速さを気にしなくていい。

大事なのは、
やめないこと。積み重ねること。

カメは、
途中で止まらなければ、
必ずゴールにたどり着きます。

自分の歩幅で、
今日も一歩、前へ