2026年1月22日 | chikyujyuku
「量やってないやつに質を語る資格なし」
この言葉は、一見すると少し乱暴に聞こえるかもしれません。
ですが、教育の現場で子どもたちを見ていると、
これほど本質を突いた言葉もないと感じます。
「質の高い勉強」を求めすぎていないか
保護者の方から、よくこんな相談を受けます。
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勉強時間は確保している
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でも成果が出ない
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やり方が合っていないのでは
このとき、多くのご家庭が
「質」を先に改善しようとします。
ですが実際には、
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量がまだ足りていない
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定着する前に方法を変えている
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「できない」経験が不足している
こうしたケースが非常に多いのです。
量は「思考停止」ではない
誤解されやすいのですが、「量をやる」というのは、
何も考えずに作業をすることではありません。
むしろ逆です。
量をやることで初めて、
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なぜ間違えたか
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どこでつまずいたか
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何がわかっていないか
が、子ども自身に見えてきます。
これは、経験が一定量たまらないと起こらない現象です。
伸びない子に共通する「勘違い」
成績が伸び悩む子の多くは、
「やった=身についた」
と思っています。
しかし、学習とは
「できなかった経験」を積み重ね、
それを修正していく行為です。
量をやらない限り、
修正すべきポイント自体が見えてきません。
家庭でできる一番のサポート
ご家庭で一番大切なのは、
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方法を頻繁に変えない
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結果よりプロセスを見る
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「やり切ったか」を問う
この3点です。
「今日はどれだけ考えた?」よりも、
「今日はやり切った?」
この問いの方が、初期段階では有効です。
最後に
本田圭佑氏の言葉は、
根性論ではありません。
順序の話です。
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量 → 気づき → 質
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量 → 修正 → 成長
この流れを飛ばしてしまうと、
どれだけ良い教材や方法を使っても、成果は出ません。
知求塾では、
この「順序」を何より大切にしています。

