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第1回 AIは先生を超えるのか? 塾屋が感じる“静かな地殻変動”

2026年5月22日 | chikyujyuku

こんにちは。知求塾の坂口です。

ここ数年でAIという言葉を聞かない日はなくなりました。
*ここから先は以前書いた記事をリライトしています。全6回シリーズの基本となる記事なので、もう一回書きます。

 

 

ChatGPT。
画像生成AI。
翻訳AI。
動画生成AI。

そして教育業界でも、

「塾はAIに置き換わる」
「先生は不要になる」

という話を見かけるようになりました。

今日は、25年以上教育業界を見てきた人間として率直に感じることを書きます。

結論から言うと、

かなり変わる。
でも、
全部は変わらない。

たぶんこれが今の本音です。

 

 

数学や理科は、すでにAIがかなり強い

少し悔しい話ですが、

数学
物理
化学

この辺りはAIの説明能力がかなり高くなっています。

問題を解くだけではありません。

・別解を示す
・理解度に合わせて説明を変える
・途中式を書く
・図解する
・何度でも付き合う

この能力は相当高い。

昔なら塾や学校へ行かなければ得られなかった説明が、数秒で返ってくる。

正直、

「この単元なら人間より上かもしれない」

と思う瞬間があります。

将棋、囲碁、チェスはすでに人間が追う側

昔、

「プロ棋士は神様」

みたいな空気がありました。

でも今は違います。

AIが示した手筋を、人間が勉強する。

つまり、

人間→教師
AI→生徒

ではなく、

AI→教師
人間→学習者

という逆転が起きています。

教育も一部ではそうなるでしょう。

 

 

ハリウッドでもAI俳優の時代?

最近は映画業界でもAI俳優やAI声優の話があります。

理由は単純です。

スキャンダルが少ない。
体調不良がない。
24時間稼働可能。

企業からすると管理しやすい。

冷たいようですが、合理性があります。

教育業界も無関係ではありません。

AI時代を怖がるより、“観察”した方がいい

ここで大事なのは、

AIは敵か味方か

ではなく、

どこが置き換わり、どこが残るか

を見ることです。

全部否定する人も危険。

全部礼賛する人も危険。

僕はやっぱり中庸が好きです。

少し疑い、
少し使い、
少し距離を置く。

このくらいがちょうどいい気がしています。