2026年5月31日 | chikyujyuku
― K-POP、アイドル、大量生産時代の話 ―
前回、
自分の文化OSが止まり始めている話を書きました。
今日はその続き。
私は最近、
「歳を取ったから分からなくなった」
だけではない気がしています。
理由はもっと単純。
供給量が多すぎる。
昔は共有文化があった
私が若い頃。
テレビ。
ドラマ。
CD。
雑誌。
つまり、
国民全体が同じものを見ていました。
SMAP。
安室奈美恵。
ドラゴンボール。
キムタク。
月9。
紅白。
知らなくても耳に入る。
今は文化が無限に分裂している
YouTube
TikTok
Netflix
K-POP
Vtuber
配信者
ゲーム実況
ショート動画
サブスク
細分化
大量供給
大量消費
追えない。
K-POPを見ていて時々思う
私は詳しいわけではありません。
でも思います。
オーディション。
練習生。
番組化。
デビュー。
華やかな演出。
そして、
「次のスターは君だ」
また募集。
また育成。
またデビュー。
これ、
構造だけ見ると、
昔のモーニング娘。やAKBにも近い。
つまり、
スター生産システム
です。
すると何が起こるか。
回転速度が速くなる。
3〜5年。
また次。
47歳になると「最新版の再放送」に見える瞬間がある
ここは少し残酷です。
ポップカルチャーが、
時々、
昔見た景色の最新版
に見える。
構造が見えてしまう。
若い頃ほど没入できない。
でも、本物は最初「売れない」と言われる
面白いのはここ。
本当に時代を変える存在は、
意外と最初、
「売れない」
と言われる。
SMAP
BTS
最初から王道ではない。
少しズレている。
辺境。
異端。
だから私は思います。
その人自身が輝いているのか。
巨大な生産システムが照らしているだけなのか。
その時代には分からない。
後になって初めて、
「あれは本物だった」
になる。
次回は、
少し話を変えます。
実は私は、
文化OSは止まりつつあるが、別のOSは更新されている
感覚があります。
そこに少し希望があります。
(後編へ続く)

