知求塾

「最近の若者は」と言い始めたら、少し注意した方がいいかもしれません

2026年6月4日 | chikyujyuku

― 主語が大きいほど、人は雑になる ―

刈谷市&安城市&知立市のみなさんこんにちは。
(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)

個別指導+個別対応+ICT学習。
いいとこどりのミックス型学習塾、東刈谷より知求塾です。

今日は、

少し耳が痛い話を書きます。

私自身への戒めでもあります。


「最近の若者は〜」

大人になると、

時々言いたくなります。


最近の若者は根性がない

最近の子どもは外で遊ばない

日本人は〜

男性は〜

女性は〜

老人は〜

中国人は〜


もちろん、

傾向はあるかもしれません。

統計もあるでしょう。

でも私は時々思います。


主語が大きくなるほど、理解は雑になる


「この子は勉強できない」は本当か?

塾でもあります。


「この子は勉強できない」


でも本当に?


数学全部?

英語全部?

読解?

暗記?

計算?

集中?

習慣?


細かく見ると、

実は

「割合の文章題だけ苦手」

だったり、

「家で勉強する方法が分からない」

だけだったりします。


すると、

「勉強できない子」

ではなく、

「割合の文章題で止まりやすい子」

になる。


ここまで来ると、

改善できる。


解像度が高い人は優しくなれる

私は長く教育をやっていて、

少し感じます。


雑な人ほど、

決めつけやすい。


細かく見る人ほど、

対応が柔らかい。


なぜか。

理由は簡単。


細かく見ると、

人間は案外みんな事情がある

と分かるから。


「できない」の裏には理由がある

勉強しない子。


やる気がない?


本当に?


睡眠不足かもしれない。

家で落ち着かないかもしれない。

成功体験が少ないかもしれない。


つまり、

結果だけ見ていると雑になる。

背景を見ると、

少し優しくなれる。


私自身も時々反省します

47歳。

年齢を重ねると、

経験が増える。


でも同時に、

決めつけも増える。


「ああ、このタイプね」

「昔もいた」


経験は便利です。

でも、

便利すぎる経験は、

人を見る解像度を下げることもある。


ここは気をつけたい。


最後に

勉強が伸びる子。

仕事ができる人。

人間関係が上手い人。

見ていると共通点があります。

決めつけが少ない。


この子はこう。

最近の若者はこう。

自分はこう。


ではなく、


どうして?

どこまで?

何が理由?


を考える。


主語を小さくすると、

理解が深くなる。

理解が深くなると、

人は少し優しくなる。


私はそれを、

勉強以上に大切な力だと思っています。


(3回シリーズ終了)


この①〜③を並べると実は全部つながっています。

①「できない」で止まらない
② 極端になりすぎない
③ 雑に決めつけない

全部、

中庸・解像度・柔軟さ

の話です。
かなり「知求塾らしい思想シリーズ」になってきました。