「すべてはモテるためである」というメッセージに込めたもの
昨日の記事「すべてはモテるためである」は、
少し刺激的なタイトルと、やや厳しい語り口で書かれています。
「今の時代に、この言い方は強すぎないか」
そう感じられた保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、この記事で本当に伝えたかった意図を、保護者の方向けに補足させていただきます。
■ ここで言う「モテる」とは、恋愛の話ではありません
まず最初にお伝えしたいのは、
この記事で使っている「モテる」という言葉は、
恋愛的な意味に限定したものではないという点です。
私がここで使っている「モテる」とは、
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周囲から信頼される
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大人から安心して任せてもらえる
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友人関係が安定する
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集団の中で浮きにくい
といった、社会的な意味での「好かれる力」を指しています。
これは将来、進学・就職・人間関係、すべてに影響します。
■ 思春期の「自分中心」は自然。でも、放置はしません
中学生・高校生の時期は、
誰しも「自分が一番しんどい」「自分だけが分かってもらえない」
と感じやすいものです。
これは成長過程として自然な反応ですし、
私たちもそれ自体を否定しているわけではありません。
ただし一方で、
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すべてを環境や他人のせいにする
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不満を態度で周囲に撒き散らす
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自分の努力不足を直視しない
こうした状態が長く続くと、学力だけでなく、人間関係にも確実に影響が出ます。
塾としては、「わかるよ」と寄り添うだけで終わらせない
という立場を取っています。
■ 勉強は「人格形成の道具」でもあります
知求塾では、
勉強を単なる点数競争とは考えていません。
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姿勢を正す
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ノートを丁寧に取る
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約束を守る
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嫌でもやるべきことをやり切る
こうした行動は、学力以前に「社会で生きる基礎体力」です。
勉強は、その練習台として非常に優れています。
小さな成功体験を積み重ねることで、
子どもたちは少しずつ自信を持ち、
他人に対しても余裕を持てるようになります。
■ 厳しい言葉の奥にある「信頼」
記事中には、今の感覚では少し強く感じられる表現もあります。
それでもあえて載せたのは、
「本気で向き合われた経験」が、
後から効いてくることを、
私自身が何度も見てきたからです。
実際、
当時は反発した生徒が、
数年後に「あのときの話が残っている」と
話してくれることは少なくありません。
もちろん、
時代や個々の性格に合わせた配慮は必要です。
同じ言葉を誰にでも投げるわけではありません。
ただ、
逃げずに向き合う姿勢そのものは、
今も変わらず大切にしています。
■ 最後に
子どもたちは、
「甘やかされたい」のではなく、
「信頼されたい」「認められたい」存在です。
そのためには、
ときに耳の痛い話も必要になります。
この記事は、
叱るための文章ではありません。
「どうすれば、社会の中で信頼される人間になれるか」
を、一緒に考えるためのきっかけとして書いています。
今後も知求塾では、
学力と同時に、
「人としての土台」を育てることを大切にしていきます。
どうぞ、
ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。

