知求塾

「〇〇は無理ゲー」問題を考える~〇〇の中は任意の教科を入れてください~

2023年6月30日 | chikyujyuku

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期末試験がどんどん返ってきて、一喜一憂の季節を迎えております。

あがった!という教科(何人かの生徒は数学や英語、社会で満点/95点以上です)がたくさんあって、うれしく思います。

 

ところで「無理ゲー」という言葉をご存じでしょうか。クリアするのが無理(不可能)な難解なゲーム=「無理ゲー」です。

作家の橘玲(たちばなあきら)さんが平成期にできた格差社会を「無理ゲー社会」という本にまとめてベストセラーになりました。ゲームどころか現実の社会も「無理ゲー」になっている。この残酷な社会でいかに生きるべきか、、、という本です。

 

試験教科によっては、苦手強化も当然あるでしょう。なのでそれは「無理ゲー〇〇」と表現できるでしょう。

「無理ゲー社会」があるように、「無理ゲー理科」も作れるでしょう。「無理ゲー国語」「無理ゲー数学」「無理ゲー家庭科」「無理ゲー美術」、、、まあ、いくらでも作れますね(笑)

 

言いたいことは十分わかります。苦手科目とはそういうものですから、それに適当な名前(その時代時代で流行る言葉が入ることが多い)をいれて「ネーミング(ラベル付けをする)」する。何かもやっとした現象があったとき、それに名前を付ける、ここまではいいんです。人間ならではの行動ですから。

 

でも、、、、というやつです。そこが問題だ。

ここでちょっと話は変わりますが、知求塾(現・合同会社ワンプラネット)を作った当時の僕の話をしましょう。

 

何度か書いていますが、ぼくは2018年8月に結婚の許しを得て当時の恋人(現在の妻)と暮らし始めました。ところがその直後、思う所があり9月いっぱいで会社員を辞めることを職場に伝え(妻や親戚・友人にはずっと後で事後報告しましたので怒り心頭です)、10月は冷たい視線を全身に浴びながら塾の開業準備をし、政策金融公庫で借金を400万円ほど作り、11月から塾の運営に乗り出しました。

もちろん最初は生徒0人ですから、収入ゼロ。それなのに家賃光熱費は掛かる、つまり大赤字です。どんどん借りたお金は無くなる、勝手に仕事を辞めたりしたので周りからの信用ゼロ(それどころかマイナス苦笑)。

銀行通帳の残高が減るたびに心細い思いをしていました。

 

( ^ω^)・・・最初の数か月を書くだけで「無理ゲー塾経営」「無理ゲー新婚生活」「無理ゲー親戚づきあい」だと思いませんか? 自分でもよくこんな脳みそ無しの馬鹿なことをやったものだ、、、とおもいます。少なくとも良い子のみんなはマネしないように(笑)してほしいです。

しかし、その知求塾は、2023年6月現在、開塾5年目を迎え、生徒100名弱、このエリアでも大きな塾になっています。当時の借金はきれいに完済しております。

 

本当に、あらゆる方法をつかって「足掻きました」。やらなかったのは校門配布(学校の校門の前に立ってチラシを配ること)(できなかった理由は当時講師が自分しかいなかったので、校門配布をやると塾が閉まってしまうため)くらいのもので、あとはあらゆることをしました。

開塾1年が経過し、生徒数がようやく徐々に上向き始めた2020年3月、コロナ感染の恐怖から塾を閉めてほしいという国と県からの要望。大打撃でした。不安でいっぱいになりましたね。どうなってしまうのだろう、、、と。

 

今考えてみると、最初の2年間はどうやって生きていたのかわからないくらいお金も人脈も経営知識も、あらゆるものが不足していました。とにかく毎日必死。豊富にあったのは情熱くらいです。それでいろいろなご縁や助けがあり、本当にみなさまのおかげ様をもちまして何とかなったという感じです。

 

「無理ゲー」だったけど、足掻きまくって何とか「無理ゲー」じゃなくなってきた。知求塾の経営史はそういう一言で表すことができると思います。

 

「無理ゲー国語」「無理ゲー保体」などのラベリングの一番のデメリットは「無理だからやっても無駄」という認識が脳にしみこんでしまうことです。「無理」なんですから。

ただ、あらゆる手段を使って足掻いたのか?はもうちょっと自分に問いかけるといいと思います。

 

特に、世の中で何事か成してやりたいと思うのであれば、「無理」なんて言う言葉を簡単に使うもんじゃありません。大きなことでは新しい事業を興すとか、政治家になって偉大な改革を為すとか、小さなことでは「当たり前の平凡な幸せを守る」とか、世の中で行われていることの大半は無理ゲーに挑んだ結果、現実に生み出されたものです。

普通に考えたら無理なのは初めからわかっているんです。でもどうしてもやり遂げるべきだと思った人がいて足掻いたから現実になっている。

だから世の中のすべてのものは奇跡であり、「目に映るすべてのことはメッセージ」(by松任谷由実)であると思います。

 

「無理ゲー(教科)」が一定の事実であることは僕も進んで認めます。でも、だからこそ足掻く。足掻いた先にしか未来はないから。僕はそう思います。僕は知求塾(合同会社ワンプラネット)の代表者として、今日も先頭で足掻きます。それは自分の可能性の限界に挑む楽しい時間でもあります。

 

テスト2週間前から挑んでいたのであれば3週前から、もっと言えば毎日すべてを試験期間前日の緊張感をもってすごすこと。ワークの間違い直しを2周やっていたら、4回やる。今すぐやれることをすぐにやる。必ずやる。できるまでやる。

 

足掻くことです。「何が何でもここを超える」という執念をもって、「無理ゲー」に挑んでください。切なるお願いです。いっしょにがんばろう。

 

 

 

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