知求塾

稲森和夫さんの業績や書籍をお盆に読んで思ったこと

2023年8月20日 | chikyujyuku

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京セラグループ、KDDI(auグループ)の創業者で日本航空の劇的再生に携わった稲森和夫さん(享年90)。平成期を代表する名経営者でいまも多くのファンを魅了しています。

 

実は僕、本屋さんのビジネス書コーナーの中にいつも平積みされている稲盛さんの書籍でいわれことが大嫌いでした。「利他の心で経営」とか、「全従業員の物心両面の幸福」とか、仏教思想をベースにした経営思想が「そりゃそうできれば楽しいけど、そんなこと現実にできるわけないじゃないですか」と思っていました。

 

僕自身、「盛和塾」(稲盛さんがボランティアでやっていた経営者向け塾)の塾生企業で働いていたことがあります。

その法人は「盛和塾で表彰された」ということで、業界の中でも大変高い利益率を誇っていました。ただ、僕は末端の現場で働いていて、稲森さんの「フィロソフィ(哲学)」を感じる場面はありませんでした。

あえていえば、稲森フィロソフィを感じるのは、朝礼の時に「全従業員の物心両面の幸福とお客さまの幸福を追求します」と必ず唱和することでしたが「全従業員の物心両面の幸せ」と「僕の給与や休日」の間には埋めがたいギャップがありました。僕だけじゃなく、物的にも心的の面でも末端の現場では不満が渦巻いているのが実態でした。

 

そういうわけで、僕は稲森和夫さんという人が大変苦手で、「きれいごとでは物事はやっていけない」という人生訓をもって結婚し、事業(知求塾)を開始しました。一生懸命、必死になって長時間働き、生徒さん保護者さまと笑ったり涙したりしているうちにスタッフは増え、生徒もどんどん増加しました。

 

「きれいごとなんて無駄」「大事なのは実績や結果」という身も蓋もないことを考えながら日々を過ごすうちに、不思議なことですが、「稲森和夫さんの書籍に学ぼう」と思えるようになってきました。

そして、その書籍を読むと「凡人(稲盛さんは常々自分のことを凡人であると評しています)が偉大を為すにはきれいごと=誰が見たって正しい、輝かしい大義名分がいるのだ」ということに改めて気づかされました。稲盛さんVSさかぐち、の長い対決は何と既に逝去した稲盛さんに軍配が上がりました。僕が全面降伏しました。

 

人を率いる、愛をもってリーダーシップをとる、そうしたことが仏教思想ベースに語られるのは、アレルギーのある人には(僕のように)受容まで非常に時間がかかります。

お盆期間に盛和塾問答集の書籍を読みながら、僕は稲森和夫さんという巨人のひざ元、いや、足の爪の先でさえ届くであろうか、、、そんなことを思った休日でした。。

 

 

 

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