知求塾

知求塾アーカイブ~もう決めたから~

2023年11月3日 | chikyujyuku

刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)

個別指導と個別対応、ICT学習=いいとこどりのミックス型学習塾!

で子どもたちの学力向上を全力応援!知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします。

 

本日の知求塾アーカイブは2021年の記事です。こうして掘り起こさないとまずお目にかかれない記事です。「もう決めたから」です。

 


好きなことを好きなように書いてゆく「あかさたな作文」ですが、今日はSさんのリクエストにお答えします。

 

「か」から始まる記事を作りたいと思います。

 

前回、「か」。で何をテーマにしましたっけ??? えーと、、、、「(ブログの)書き方」

という記事で作っているようです。8月17日の記事ですね。

 

「壁」というのを思いつきましたが、「村上春樹さんの「卵と壁」」とか、「(困難に対する「壁の乗り越え方」」)、壁というのは結構テーマとして壮大な響きがあります。大体、人生の壁の乗り越え方なんて僕も知らないですしw(笑)。

 

「改革開放」→政治用語なのでNG。

「改善提案」→響きが製造業っぽいので今回は不採用。

「亀」→「ウサギと亀」の話しか思いつかないので却下。

 

…困りましたね。では、「かんどう」で今日は行こうと思います。

でも「感動」じゃなくて、「間道」でもなくて、「勘当」です。

僕と勘当は切っても切れないご縁でして、もううちの両親、義両親、家族親戚、関係者には本当に頭が上がらない状態で日々を過ごさせてもらっています。

 

少なくとも5回は勘当されていても文句言えないんじゃないかな。

 

古くは約20年前、ちょうど10月の今頃のことですが、金沢から身一つで豊田の実家に帰って「もう金沢大はやめる」と宣言。僕が孝行息子でなかったのは昔からですが、本格的にひどくなったのはこのころからでしょう。

思春期は大きな文句も言わない明るい息子だった僕に何が起こったのか、両親はうまく呑み込めず苦悩したようです。すみません、そういう息子なんです。。。苦笑。

*なお、さかぐちの弟は立派に会社勤めをしています。大学だって中退していません(当たり前か)。なんだか僕だけが無茶苦茶迷惑をかけている、、、それが坂口家の歴史です。

 

就職で大手塾に勤務時代も激務で体を壊しました。その後、普通の食事がとれないようになり、エレンタールという栄養剤接種だけで2年間生きている時期がありました。当然のことですが、体は183センチ、57キロの超ガリガリ(現在は78キロ)。

仕事はそういう重病人にも関係なく、普通にブラックそのものでしたので、良くやっていたなと我ながら感心します。

そんなときも両親は、「頑張れ」という温かいまなざしで見守ってくれました。

 

 

そんな大手塾でようやく会社が期待する結果を残し、エース級に育った2012年正月、またしても「もう決めたから」がさく裂。

「(今の)会社辞める」

「(同業他社へ)転職する」

「新しいチャレンジ」

新しいチャレンジといえば聞こえはいいですが、同業他社、しかも同エリアへの転職です。はっきり言ってクーデターです。たぶん当時の上司はずいぶん社長とかから責められたんだろうな、、、と思うと気の毒でしかありません。

 

その移籍した会社もその後、「体調がよくないし、社風が自分に合ってない」というダメ人間そのもののいいわけで退職。それから1年半、実家にこもってニート生活を続けました。やったことといえばバックパックを買って東北被災地を歩き回ったり、シンガポールー北京間のバックパッカー旅行をしたこと。

 

両親は僕がいつ働くのか不安で仕方なかったと思います。

 

そして、ようやく働こうかな…とプランを練っていた時に脳機能低下(ブレインフォグ・原因不明)で入院。34~36歳の3年間を病院のベッドで過ごします。

 

この時、いまの奥さんと付き合っていたのですが、よく見放されなかったな、、、と奇跡を見る思いがいつもします。また、僕のことを一つも責めず生活を支えてくれた両親、兄がずっと病気から快方できなかった場合のことをいろいろ考えてくれた弟。感謝です。

 

その後は老人ホームに勤めたり、個別指導塾でアルバイトなのに教室長っぽいことをやっていた時期があったり、ゆるゆるフリーター、契約社員のような暮らしを続けていました。

 

そして40歳目前の2018年夏、三度目の「もう決めました」がさく裂。

そのころ、僕は老人ホームで事務職をしていて、結婚の許可をもらい今の奥さんと同棲していたのですが、まさかの結婚許可直後の「もうこの仕事はやめる」。「塾を開く」。これは皆が相当頭に来たみたいです(当たり前です)。

 

うちの親からは今度こそ勘当…だと思っていました。3週間口もきいてくれませんでした。結婚ももう駄目だな…と覚悟もしていましたが、無事11月11日に(なし崩し的に)入籍。意外とにこやかに受け入れていただきましたが、今考えるとそのにこやかさがかえって怖いです(笑)。

 

そして塾もいろいろなことがありながら、軌道に乗って今に至る、という感じなのですが、今この記事を読み返してみると、はっきり言って「屑人間」の代表例みたいな感じです。30代の働き盛りにニート1年半、3年入院って、半分以上働いてないです。5年近くも何をしていたのだろうか…と振り返ると怖くなります(苦笑)。

 

今後のことですが、僕は塾の仕事が心底好きなので、この先もずっと塾にかかわりたいと思います。塾業界もこの20年、変化に次ぐ変化がありました。かつての名門が後退し、そして新興企業が勢力を伸ばし、地場の学習塾は苦しい局面をようやく脱しつつあります。

 

学習塾は「人」がすべてです。働く人・学ぶ人が緊張感&楽しく過ごすことができる空間を、雰囲気を今後も維持できれば必ずその学習塾は生き残れると思います。

 

あと20日ほどで知求塾は5周年を迎えます。6年目に入ります。

今後も知求塾の良いところを維持しつつ、地元企業塾として発展していくつもりです。

 

すべては子どもたちのより良い学習のために。知求塾は頑張ってまいります。

 

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