知求塾

読めて書ける」(中学英語)が英語では大事です。「聞いて喋れる」(小学英語)は重要性は低いです

2024年3月28日 | chikyujyuku

刈谷市&安城市&知立市の皆さんこんにちは!(その他の地域の方もご訪問ありがとうございます)

個別対応+集合授業=いいとこどりのミックス型学習塾!

で子どもたちの学力向上を全力応援!知求塾のさかぐちです。

本日も愛知県刈谷市、東刈谷より365日毎日更新で学習情報&塾情報をお届けします

 

新中1生の授業が始まっておりますが、毎年のことですが英語の出来が気になります。当塾は英語を小5・6の復習から始めます。

春期講習から塾に来た子にとっては「壊滅的結果」という場合も過去にありました(*ほかの教科はまずまずできているのですが、英語だけ全然ダメという事例がいくつもあります)

 

教科の切り替わりというのは難しいものです。図工→美術/技術や算数→数学というルートは小学校の先生にも知見があるので比較的うまくいきます。

しかし、英語に関してはノウハウが十分蓄積されていないという印象をもっています。おそらく教えるのに苦手感があるとか、自信がないのだともいます。あと、小学校の英語は「聞いて喋る」ことがメインで、「読んで書く」という中学英語のカリキュラムと会わない点も大きいです。

 

学校の先生方が忙しすぎる、研修を受ける余裕もない状態に追い込まれているの最近では既知のことかと思います。

 

やることがどんどん増える先生方の負担軽減が必要かと思います。教務に集中すべきです。それと同時に、先生方自身の仕事の在り方を見直していただくことも必要かと思います。

 

*例えば試験の採点です。漢字の書き取り試験はともかく、出来るだけマークシートにしたほうがいいと思います。

近年急速に進んでいますが、「生徒指導」や「部活の顧問制度」も見直しを前倒しで進めては?と思います。正直言って「生徒指導」「部活制度」は利点よりも弊害のほうが大きいと思います。

部活はスポーツや文化部は民間のクラブチームの活動にゆだねたほうがいいです。雇用も生まれますし、学校外の友人ができることによって人間関係が豊かになり、不登校も減ると思います。自分に合ったレベルの、自分に合った先生を指名できます。これも大きな利点です。

生徒指導もやりすぎ例が見られます。生徒の倫理面や人間性の成熟を指導するならともかく、髪をちゃんと切っているかとかスカートの長さがどうだとかいうのは人権へのグレーな介入です。

 

DXも推進が必要です。

驚いたのですが、中3の進路指導においていまだに紙に志望校を書かせて全員分提出させています。たぶんこの「紙」をさらにPCで打ち込んで教育委員会に出していると思われますが、初めからアプリを作って入力し、クラウド上にあげてもらう、ICT環境がない生徒のみ紙で提出とすれば劇的に時間コストは下がります。

 

塾でときどき感じますが、子育てや学業に関することは「一億総評論家」で、各自が育った環境や成績状況、現在の暮らしぶりなどからそれぞれの成績アップ論、子育て論、指導理論が作られます。

僕が書いていることもたくさんある見解の一つで、塾の保護者懇談などでは、ほかの方のご意見も(明らかに人に害を与えるような暴論でない限り)非常に敬意を持ってお話を伺っています。

 

なのでいろんな意見があっていいと思っています。

 

しかしながら、be動詞と一般動詞の説明もできない、そもそもbe動詞が3つあることを知らない、、、という状態で小学校を卒業することになる子どもたちがいるという現実はいささか「限度を超えている」思いますので、やはりしっかりした授業研修が必要ではないかと思う次第でした。

 

もちろん、知求塾では春期講習で復習も行い、万全な状態で中学入学の日を迎えられるようサポートいたします。