知求塾

「うちの子、これといった目標がないんです」 「何を目指して勉強すればいいのか分からないみたいで…」

2026年4月9日 | chikyujyuku

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新年度のこの時期、保護者の方や生徒からよくいただくご相談があります。

「うちの子、これといった目標がないんです」
「何を目指して勉強すればいいのか分からないみたいで…」

たしかに、目標はあったほうがいいです。
ゴールがあると、人は頑張りやすくなるし、努力の方向も定まります。

ただ一方で、目標が持てない子がいるのも、すごく自然なことだと思っています。

今はとても豊かな時代です。
モノは一通りそろっているし、「これがないと生きていけない」という切迫感も少ない。

昔のように「とにかくいい学校へ」「とにかく安定した職業へ」という一本のレールも、良くも悪くも弱くなっています。

だからこそ、
「何を目標にすればいいのか分からない」
という状態になるのは、ある意味当然なんですよね。

では、そういうときにどうするか。

無理に大きな目標を作ろうとしなくてもいい、と私は思っています。

その代わりにおすすめしたいのが、
“日々の過ごし方の質”を上げることです。

学校で、お家で、まずは「ご機嫌に過ごす」。
そして、周りの人に対して、ほんの少しだけ親切を増やしてみる

挨拶を少し元気にする。
困っている子がいたら一言声をかける。
家で「ありがとう」をちゃんと言う。

それくらいでいいんです。

親切にされて嫌な気持ちになる人は、ほとんどいません。
そして不思議なことに、そういう行動を続けていると、自分の気持ちも少しずつ前向きになっていきます。

私は、これは一種の「人格トレーニング」だと思っています。

目標がないときこそ、
・どういう人間でいたいか
・周りとどう関わるか
という“土台”を磨くチャンスです。

そして、ここからが少しだけ踏み込んだ話です。

私自身の考えとしては、やはり「目標はあったほうがいい」と思っています。

では、どうやって持てばいいのか。

そのヒントは、
「自分のこと」だけを考えすぎないことにあると思っています。

多くの子は、「自分は何がしたいか」「自分は何になりたいか」と考えます。
もちろん大切なことです。

ただ、それだけだと、なかなか見つからないことも多い。

そんなときは、少しだけ視野を広げてみる。

・家族のために何ができるか
・友達にとってどんな存在でいたいか
・周りの人にどんな影響を与えたいか

こうやって「自分たち」という視点で考えてみると、不思議とヒントが見えてくることがあります。

これは簡単なようで、実は訓練が必要な考え方です。

でも、この“自分の幅を広げる力”がついてくると、
あとから目標は自然と生まれてきます。

最初から立派な目標はいりません。

まずは、
「ご機嫌に過ごす」
「ちょっとだけ親切を増やす」

そこからで十分です。

知求塾では、学力だけでなく、こうした「人としての土台」も大切にしています。

目標がなくても大丈夫。
でも、そのまま止まらずに、一歩だけ前に進んでみよう。

その積み重ねが、気づいたときに大きな力になっています。

 

C こまーしゃる M

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